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【堺市北区】平安時代の宮廷画家が名前の由来・金岡神社

あおいみかん地域ニュースサイト号外NETライター(堺市)

堺市北区金岡町の、大きな鳥居とクスノキ、青銅の馬の像が印象的な金岡神社さん。起源は光孝天皇仁和年間(平安時代初期、885年頃)と伝えられているそうです。

そして名前の由来でもある「巨勢金岡」は、住吉三神、素戔嗚尊などの神々と共に祀られているとのことなので、かなりの凄い人だと思われます。その「巨勢金岡」は、平安時代前期に活躍した宮廷画家で、日本画の祖と言われている方だそうです。

境内にある楠の巨木は、樹齢推定900年と言われています。堺市指定保存樹木です。樹高180m、幹回りなんと51m! 素晴らしい枝ぶりです。

凛々しい青銅の馬は立派な拝殿の向かって左側に配置されています。

かっこいい手水舎の龍も見られます。

神社のホームページによると、社殿は東向きか南向きに建てられることが多いのですが、金岡神社は海とゆかりの深い住吉大神を祀っているため大阪湾に向けて建てられ、西向きとなっているそうです。

拝殿側から見た鳥居も美しいです。大きな朱色の鳥居をくぐって真っすぐ進んでお参りください。境内にはよく鳩も歩いていて、平和な光景が広がっています(2024年3月下旬撮影)。

●金岡神社●

〒591-8022 大阪府堺市北区金岡町2866番地

地域ニュースサイト号外NETライター(堺市)

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