【京都市】東山区『建仁寺』境内にある茶のルーツ
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日本で禅寺として約800年もの長〜い歴史を持つ『建仁寺』さんは、京都の花街の一つである『祇園』にあります。1202年に創建、臨済宗建仁寺派の大本山の寺院で、山号は東山(とうざん)。本尊は釈迦如来です。
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『建仁寺』さんは、京都で一番最初に建てられた禅寺と言われています。「室町時代」に宋から帰国した『栄西禅師(えいさいぜんじ)』が開きました。開山は栄西禅師、開基は源頼家だそうです。源氏が開基だったとは驚きました。
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また、栄西は日本に初めてお茶の実と、お茶の作り方を伝えたそうです。そのため、『建仁寺』さんの境内には、『栄西禅師顕彰茶碑』があります。
その後方にある茶園は「茶」800年(平成3年 = 1991年)を記念して植樹栽培されたそうです。「平成の茶苑」と呼ばれています。
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「栄西」は禅の修行に茶を取り入れ、座禅を組む前に眠気覚ましの薬として茶を服す茶礼の儀式を行いました。
茶を庶民にも広めたということで、栄西は「茶祖」と呼ばれていました。
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こう見ると『建仁寺』はお茶と深い関わりを持つ寺院で、お茶を飲む習慣や茶の湯や茶の文化の広まりは、ここが発祥だと分かります。
その中でも、開山堂の前に立つ「栄西禅師茶碑」の石碑は印象深いですね。
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またその横には、日本曹洞宗の開祖である「道元禅師」に関する遺跡もありました。若き道元禅師が比叡山を下り、禅門の扉を叩き修行したのが『建仁寺』さん。
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そして再度、宋から帰国後に『普歓坐禅儀』を著した寺が『建仁寺』だそうです。
その説明書きがありました。平成10年10月道元禅師ご生誕800年を記念して顕彰碑を建立されたそうですよ。
花街のど真ん中にある「建仁寺」さんの境内はとっても静かで、いつもホッコリさせてもらってます〜
建仁寺
京都市東山区大和大路四条下ル小松町584
075-561-6363