【浜松市】井伊谷宮で花重ねクリア御朱印を頒布!第1弾は3月1日から
3月1日から浜松市浜名区(旧北区)の井伊谷宮で花重ねクリア御朱印の頒布が始まりました。
この御朱印は浜名湖花博の開催を記念して奉製されたもので、透明なクリアファイル地に季節の花が鮮やかに印刷された御朱印です。
5月1日から頒布開始の第2弾と重ねることにより、図柄が完成するデザインです。
花重ねクリア御朱印の頒布開始が3月1日と知った私は、当日を心待ちにし参拝しました。
井伊谷宮について、こちらの記事をどうぞ▼
【浜松市】「井伊谷宮」の月替わり御朱印は毎月2種類!今月は、どちらにしようかな?
なんたって、井伊谷宮でのクリア御朱印頒布は初の試みなんです。
しかも2枚(2種類)重ねることによって図柄が完成するデザインとは!
実は事前に権禰宜の岡部さんに見本を見せていただきましたが、やはり実際に手に取ってじっくりと見たい。
晴れた日の空の青さを背景に、うっとりと眺めたい。
これから花開く季節の花を、クリア御朱印越しに愛でたい。
これは参拝するしかありませんっっ。
ところで「花重ねクリア御朱印がどんなものなのか見たいけど、でも現時点では第1弾の御朱印しか見られないんでしょ?」と思う方もいますよね。
はい。こちらが井伊谷宮の花重ねクリア御朱印の見本です。
V字型に広げた左側が3月1日から頒布開始の第1弾で、右側が5月1日から頒布開始の第2弾です。
1枚の御朱印に描かれている花は、どちらも3種類ずつ。
はままつフラワーパーク仕様の第1弾には桜と藤、バラの花が、浜名湖ガーデンパーク仕様の第2弾にはネモフイラ、ひまわり、コスモスの花が描かれています。
私の撮影が上手くできなかったこともあり見切れてしまいましたが、2枚の御朱印に描かれた花はそれぞれ三方に配置されています。
この2枚の御朱印を重ねるとどうなるのでしょうか。
そこで岡部さんにお願いし、同宮駐車場に咲く河津桜を背景にして2枚を重ねていただきました。
じゃん!
あ…ズレてる…。
中央の神紋(菊紋)と「奉拝 井伊谷宮」の文字および神社印、そして神紋(李花紋)が揃いませんでした。
けれど、ご覧のように2枚の御朱印に描かれた花々は重ねると異なる位置に配置されているため、春から秋の花々を楽しむことができます。
岡部さんに再度お願いして場所を移動し、紅白2色に咲き分ける梅「思いのまま」を背景に。
じゃじゃん!
…微妙にズレてる。
2枚の御朱印をきちんと重ねて撮影するのって、なかなか難し~い。
紅白2色咲き分けの梅「思いのまま」は珍しい品種です。
梅花の時期には少し足を伸ばし、駐車場脇で観梅してみてはいかが。
花重ねクリア御朱印は、1枚だけでも充分クリアな御朱印を堪能できます。
なんだか御朱印が空に浮かび上がっているようですね。
クリア御朱印を奉製している神社は全国で何社かあり、静岡県内では島田市の大井神社で頒布することがあります。
ただ、異なるデザインの御朱印を2枚重ねることにより完成させるタイプのクリア御朱印は、全国的に見てもとても珍しいものなんです。
井伊谷宮がこの花重ねクリア御朱印を奉製したのは、地元浜松で開催される浜名湖花博2024を記念してのこと。そして同花博を応援するためです。
御朱印のアイデア出しや、それを基にしてデザインを起こすところまで、クリアフイルムへの印刷以外は同宮に奉仕する人たちの共同作業によるものです。
浜名湖花博2024は、はままつフラワーパーク会場が3月23日(土)から、4月6日(土)からは浜名湖ガーデンパーク会場で始まります。
会場内の花々を、花重ねクリア御朱印越しに、ぜひご覧ください。
はままつフラワーパークの新しい花壇について書きました▼
【浜松市】『浜名湖花博2024』開幕直前!はままつフラワーパーク園内の春~初夏の様子&新花壇情報を
もちろん月替わり御朱印もいただきました。
2024年3月はひなまつりと春まいり / 山笑うの2種類で、私は後者にしました。
「山笑う」は新緑が萌え、花開く山の様子を表した春の季語です。春の訪れを感じさせるデザインだと思いませんか?
そうそう。
花重ねクリア御朱印の大きさは、縦148ミリ×横100ミリほど。
横幅は月替わり御朱印と同じですが、縦幅が9ミリほど大きい感じで、透明なフィルムに入っています。
フイルムに入れたまま御朱印帳へ貼り付けたり、クリアタイプのポストカード立てに入れて飾ったり。
浜名湖花博へ出掛ける時にはバッグに入れて、素敵な思い出作りを!
<基本情報>
施 設 名:井伊谷宮
住 所:静岡県浜松市浜名区引佐町井伊谷1991-1
花重ね御朱印の初穂料:1枚500円 / 月替わり御朱印の初穂料:1枚500円
駐 車 場:あり(無料)
公式サイト:井伊谷宮の公式サイト (外部リンク)
最後に。
撮影にお付き合いくださった岡部さんに感謝です。ありがとうございます。