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リーグ1の長打力を発揮し終盤の2発で決着 首位NCが連敗を3で止める<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者
13号決勝3ランを放ったノ・ジンヒョク(写真:NCダイノス)

6日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

ハンファ生命イーグルスパークのハンファイーグルス-NCダイノスは、両チームの先発投手が好投。ハンファが1-0でリードし、ゲームは終盤に突入しました。

7回表、NCはハンファの2番手キム・ジンウク投手から無死一、三塁のチャンスを作ると、7番ノ・ジンヒョク選手が内角低めのストレートを、ライトスタンドに運ぶ13号3ランホームラン。NCが3-1と逆転に成功します。

NCは8回にも3番ナ・ソンボム選手がレフトに19号ソロを放ち4-1として、NCが終盤の2発でハンファに勝利。NCは連敗を3で止めました。

首位のNCはチーム本塁打数でも、2位と13本差の104本でトップ。決勝弾を放ったノ・ジンヒョク選手は今季、持ち前のパンチ力がさらに磨かれ、この日の一発で自己最多だった昨季の13本塁打に現時点で並んでいます。

◆「次の3連戦も同じホームチームで5試合」

7日からの3連戦は、6日までの3連戦と同じホームチーム、同じ球場で行われます。ビジターチームの移動はクァンジュからソウルに行くLGツインズを除き、比較的短い距離の遠征です。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

8回表、1番パク・コンウ選手に代わって、ライトの守備に入りました。試合は5-2でサムスンライオンズに勝利しています。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。

◇8月6日(木)の結果

・トゥサン 5- 2 サムスン(チャムシル)

 勝:チェ ウォンジュン

 敗:ライブリー

・キウム 3- 2 KT(コチョク)

 勝:ハン ヒョンヒ

 敗:クエバス

・SK 2- 8 ロッテ(インチョン)

 勝:ストレイリー

 敗:キム ジュハン

・ハンファ 1- 4 NC(テジョン)

 勝:ルチンスキー

 敗:キム ジンウク

・KIA 13- 1 LG(クァンジュ)

 勝:ブルックス

 敗:イム チャンギュ

 

⇒ 2020年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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