JR元町駅から、鯉川筋を北に約3分のところにある「nijicafe（ニジカフェ）」。旬の野菜や太陽の恵みをたっぷり受けた乾物など、身体にやさしい素材や調味料を使って作る家庭料理が自慢のお店です。コロナウィルスが蔓延し始めた頃、テイクアウト用にと作ったチーズケーキが大好評で、今や店の人気メニューとして定着したそうです。

元町駅から北に徒歩3分で行ける隠れ家カフェ

「nijicafe」は、JR元町駅東口から鯉川筋を北に約3分ほどの西阪ビルの2階にあります。

かわいい虹が入った看板が目印。

懐かしい雰囲気の店内

お店の中はこんな風になっています。
昔のヨーロッパを意識した雰囲気でちょっと懐かしい感じです。
ユーズドの家具を使い、棚やカウンターは手作りしてとってもナチュラルです。

人気の席は、窓際のカウンター席。
私もこの席が大好きで、いつも店に来たらこの席に座ります。
使い古されているけど、手入れの行き届いたテーブルやチェアーも素敵だし、道行く人を見ていても飽きない場所なんです。

店を切り盛りするのは、福間潤一さん、かおりさん夫妻です。
「人が気軽に集まれる場所を作りたい」と2007年にオープンしました。

音楽がご縁で知り合ったお二人。店名は2人が大好きな曲、電気グループの『niji』から命名しました。

身体にやさしいランチがおいしい

身体にやさしい素材や調味料を使って作る家庭料理が自慢です。調理担当のかおりさんは「肉2：野菜8の割合でバランスのいい料理を提供しています。作り方もよく聞かれるんですよ」と、にっこり。
ランチは3種類あり、12種のスパイスのベジタブルトマトカレー、週替わりランチ、自家製トーストのクロックムッシュというラインナップです。どのメニューにもお惣菜2品とミニデザート、ルイボスティーが付いています。

この日の週替わりランチのメインは「ハニーマスタード」。優しい味付けで、野菜もたっぷりです。お惣菜にも野菜がたっぷり。ゴマもふんだんにトッピングされていて。
お米は、島根県松江産の減農薬玄米に餅米種の黒米を混ぜて炊いたもの。とても甘みがあり、もっちり。身体の内側から元気になれるようなランチです。

食後には、ロイヤルミルクティーをオーダー。

この店では、コーヒー豆、紅茶の茶葉はすべてオーガニックでフェアトレードのものを使っています。

ロイヤルミルクティーもケニア山で農薬を使わず育てた茶葉を、たっぷりのミルクで煮出したもの。風味豊かで味わい深い逸品です。

チーズケーキが看板商品に

コロナウィルスが蔓延し始めた頃、イートインをストップして、テイクアウトに切り替えたときに販売したチーズケーキが好評で、イートインを復活してからも、お店でもチーズケーキをメインに提供するようになりました。

チーズケーキは、定番3種類と月替わり4種類で合計7〜8種類がスタンバイしています。
スイーツ全般、国産小麦、なたね油、喜界島のきび砂糖を使って丁寧に手作りしています。

チーズケーキはドリンクとのセットメニューのみ。

ハニーバスクチーズケーキは定番のケーキ。表面はこんがり、中身はしっとりと焼き上げています。

その他、定番の「豆乳のしっとりチーズケーキ」は、この店の基本のケーキ。クリームチーズと豆乳が半々の分量の、トロリとやわらかいやさしい味でに人気です。

12月・1月の月替わりチーズケーキの一つ。いちごショートチーズケーキも人気です。
他のチーズケーキよりチーズが多めで風味豊か。いちごとラズベリー入りのクリームをサンドしています。

とってもかわいくて、女子が好きなやつですね。

ナッツの女王、ピスタチオが入ったほんのり緑色の「ピスタチオいちごのチーズケーキ」。香ばしい風味が特徴で、チーズとの相性も抜群なんですよ。
前の年よりもピスタチオ増量で、より芳醇で上品な仕上がりになっています。

こちら12月・1月の月替わりの12月バージョンでした。

2月も月替わりのチーズケーキが登場しますので、お楽しみに。
何といってもレパートリーが豊富ですから。
バレンタインデーにちなんで、チョコレートのチーズケーキが登場するかもしれませんね。

お楽しみに。