【防災】梅雨時期の豪雨で警報が発令!もと被災者がやっている5つの備えとは
もと海上保安官で2児の母、6年前の西日本豪雨災害で被災した経験がある川崎みさです。
わたしの住んでいる地域では、7月1日(9時現在)大雨洪水警報が発令されています。併せて、洪水は警戒レベル3相当との発表もありました。そんな状況のなか、6年前の西日本豪雨災害で被災した経験をもとに、わが家ではこんな5つの備えをしました。
1.非常持ち出し物品を玄関に移動
朝起きてすぐに警報などの状況を確認し、いつでも避難所に移動できるように、非常持ち出し袋などを玄関に移動。防災グッズを入れたキャリーバッグも一緒に玄関に移動させました。
2.スマホを充電する
周囲の状況を確認しつつ、災害情報の確認や家族と連絡をとるために必要なので、電気があるうちにスマホをフル充電。100%充電するには時間がかかるので、非常持ち出し袋を玄関に移動させたあと、すぐにスマホの充電を始めました。
3.子どもに目立つ色の服を着せる
避難時の迷子防止や、救助される場合を想定して、すぐに子ども達の居場所が分かるように手持ちの服で一番目立つ色子どもを達に着せました。
わたしが海上保安官として働いていた時の経験ですが、救助する側が要救助者を発見する際に「目立つ服」は、とても役立ちます。警戒レベルが上がったり、避難する際は、ぜひ目立つように派手な色の服を着てください。
4.おにぎりをつくる
災害時はいつ停電が起こるか分かりません。6年前の西日本豪雨災害では食べるものに困った経験から、電気のある内に食事を確保することが必要だと学びました。また、「おにぎり」なら、避難所にも持って行きやすいため、炊飯器のご飯を全ておにぎりにしました。
5.お風呂に水を貯めておく
断水がいつ起こってもいいように、お風呂に水を貯めておきます。もし貯めた水がムダになっても、いざというときに「水が足りない」状況に比べれば些細なこと。
トイレの後の手洗い、汗をかいたときに身体を拭くなど、7月のムシムシする時期、食中毒などが心配なこの時期は特に、「飲料」以外にも水をたくさん使うので、断水になる前に水を確保する必要があるのです。
梅雨時期の豪雨で警報が発令!もと被災者がやっている5つの備えとは
1.非常持ち出し物品を玄関に移動
2.スマホを充電する
3.子どもに目立つ色の服を着せる
4.おにぎりをつくる
5.お風呂に水を貯めておく
わたしは6年前の西日本豪雨災害で被災したひとりです。災害が起こることは防げませんが、自分や家族を守るためにできることがあると、被災して思うようになりました。ぜひ、この5つを参考に早め早めの行動を心がけ、命を守ってください。