ハイスペック女子はフジ山崎アナの「お気楽婚」も視野に! 子育て期も仕事するには専業主夫にもなれる夫を
フジテレビの山崎夕貴アナ(30)が、お笑いタレント・おばたのお兄さん(29)と29日に結婚されました。
ネットのコメント欄には「幸せになってほしい」などエールもありますが、「大丈夫?」「ヒモ状態になるのでは?」「格差婚で続かないのでは?」と山崎アナを心配する声も多いようです。
心配する声の中に、いくつか見られたのが「専業主夫」というワードでした。
「専業主夫」とは、家事・育児などを専業として担当する夫のことです。
平成22年国勢調査によると、専業主婦(調査期間中,主に家事をしていた妻)が含まれる夫婦の数が1179万0302組だったのに対し、専業主夫(調査期間中,主に家事をしていた夫)が含まれる夫婦の数は115万3199組でした。
山崎アナと結婚した、おばたのお兄さんは、専業主夫になりそうなのか。なったらどうなのか。
考えてみました。
◆なんと今、働く女性の3分の1が「夫が専業主夫になってもいい!」という
特定非営利活動法人(NPO法人)日本FP協会が全国の20代~50代の就業女性を対象に、「働く女性のくらしとお金に関する調査」を実施した結果がこの3月に公開されました。
すると、なんと3人に1人が「夫が専業主夫になってもいい」と回答したというのです。
「夫が専業主夫になってもいい」と回答した386人に、その理由を聞いたところ、下記のグラフの通りとなったそうです。
「自分が仕事に専念できるから」(11.7%)「自分の収入だけで暮せばいいと思うから」(5.4%)など、一家の大黒柱の役割を担う気がある女性もいたようです。
もし年収が1000万円クラスなのでしたら、大黒柱として十分な稼ぎではないでしょうか。
山崎アナが「夫が専業主夫になってもいい」と考える“32.2%”に入っていても、不思議ではありません。
◆専業主夫を容認する女性の7人に1人は「家事・育児が苦手」。山崎アナは?
前出の「夫が専業主夫になってもいい理由」のうち、興味深いのが「自分は家事・育児が苦手だから」(13.7%)。
そこで気になるのが、山崎アナの家事能力です。
こんな記事がありました。
味を想像しにくいおつまみが並んだようですが、料理が得意なタイプではなさそうです。
そんな山崎アナが得意としない家事という“分野”を、おばたのお兄さんが全て請け負ってくれるとのこと。
相性的には抜群なのではないでしょうか。
◆山崎アナの結婚スタイルは、ハイスペック女子のための「お気楽婚」
私のところに婚活の相談にいらっしゃる方には、ハイスペックな女性も数多くいらっしゃいます。
そして、学歴も収入も高い彼女たちが結婚相手を探すとき、「自分より高い学歴を」「自分より高い収入を」と望まれるケースは少なくありません。
ただ、ハイスペック女子とハイスペック男子が結婚した場合、結婚後の生活にひずみが生じることがあります。
互いに仕事や人づきあいなどが忙しく、家の中のことがおろそかになるのも、ひずみのひとつです。
それでも、子どもがいない間は、まだ生活は成り立ちます。
家事代行業者や家事のマッチングサイトがありますし、便利な家電もあります。家事は誰かや何かにやってもらえばいいのです。
ただ、子育てばかりはそうはいきません。
出産の前後にハイスペック女子は仕事を休まなければいけませんし、うまく保育園が見つかって出産後に復帰しても、子どもが熱を出して保育園から電話があるなど、突発的な“非常事態”が頻繁に起きます。
子どもが小学生になるとさらに大変で、低学年の下校は早く、学童保育に預けたとしても、学童が終わる時刻は保育園より早いことが多いようです。
子どもが大きくなるにつれ、子どもの心や気持ちをおもんばかる必要性も生じてきます。そこは、親にしかできないことも多いです。
この時期、夫婦のどちらかが仕事のペースを落として子どもと向き合う、というカップルは多いです。
山崎アナの結婚に、今のところ、その心配はないですよね。
結婚しても、出産しても、思う存分仕事ができる環境を作るために、意識的か無意識かはわかりませんが、結婚相手にハイスペックを求めず、家のことを気楽に頼める「お気楽婚」を選んだのではないかと思うのです。
2017年7月の記事です。このとき山崎アナが求めていたのは、優しさとサポート。弱点を補い、ニコニコと笑顔で包み込んでくれる男性像。
「ハイスペック」ではなく「人間性と温かみ」が結婚相手に求める条件だったように思います。
おばたのお兄さんに、山崎アナが求めた「人間性と温かみ」があるかないかは、第三者にはわかりません。
ただ、家事が苦手な山崎さんの変わりに家事をしてくれることは事実。山崎さんは家でリラックスし、職場では認められていきいきと仕事ができる。
ハイスペック女子の目指す結婚のスタイルのひとつ、「お気楽婚」を、山崎アナは選択したのですね。
そう、仕事を頑張るハイスペック女子こそ、家ではぐうたらしたい。そのために「ぐうたらを許容してくれる、楽な相手との結婚」をしてはどう? と、山崎さんは教えてくれているように、勝手ながら、思うのです。
(山崎さんがぐうたらという意味ではありません!)
◆でもなぁ、巷のハイスペック女子たち、わかってないなぁ・・・
日本FP協会調べの「家事も育児も家計管理もできそうで専業主夫をお願いしたい男性」を最後にご紹介しておきましょう。
つるのさん、もこみちさん・・・実際にこういう方々が専業主夫に向いているかは別問題として。
おばたのお兄さん、専業主夫もアリだと思います。
専業主夫にならなくても、“よそ見”せず、家事や育児をして山崎アナを癒し、支えてあげてくださいね。
結婚しても子どもができても、仕事をバリバリ続けたいハイスペック女子は、山崎アナのような「お気楽婚」も視野に入れて婚活してみてはいかがでしょうか。