江ノ電「鵠沼駅」から徒歩7分（もしくは「鵠沼海岸駅」から徒歩12分）。

車がすれ違うのも少々大変なほど入り組んだ住宅街の一角に、うっかり見落としてしまいそうになるお店があります。

店名は『jollies（ジョリーズ）』。

大きな看板やのぼり旗はなく、元は倉庫にしていた場所なのだとか。店内に足を踏み入れると…

そこには、ここでしか買えない“湘南発”のバッグがところせましと並んでいました。まずはその商品をダイジェストで見ていきましょう（バッグのお値段は、一番高いものでも税込10,780円）。

最初はポップでカラフルなカラーが目を引く、幾何学模様やエスニックテイストで編まれたバッグ「DYLAN（ディラン）」「GEO（ゲオ）」。

続いて刺繍とスパンコールが装飾された、とても上品なデザインの「CLAIRE（クレア）」。

大人の女性たちに支持されるバッグはまだまだあります（なかには和装に合うものも…）。

これらのバッグに使われている素材は、プラスチックの一種「ポリプロピレン（PPバンド）」。

「水に濡れても拭き取りやすく、砂や芝生がついても気にならない。軽くて丈夫で中には10年以上使えるものも」という優れた素材で、編み方や色合いのほか、バッグの中に入れて使用するインバッグ（「あずま袋（風呂敷）」）や、バッグチャーム、バッグスカーフなどのカスタマイズにより雰囲気やその表情をガラリと変えます。

ゴージャス＆リッチなデザインの大きなリボンは、使い方によりハイレベルなアクセントに。

ファー素材などをプラスすれば、秋冬にも使えます。

『jollies』のバッグを手掛ける「有限会社 ベリーグッド」企画営業部の木村さんは「高い技術を持つベトナムの職人に依頼し、1点1点手編みで仕上げています。湘南の女性たちに愛されるデザインと機能性を兼ね備えたバッグですよ」と話します。

なかでも人気なのは、シェル（貝）のボタンがきらりと光る定番商品「SHELL（シェル／6,900円～）」。今年は柔らかい色合いのものや白が売れているのだとか。

もうひとつ、数量限定アイテム「NOVEL FLORE（ノベルフローラ／9,790円）」も好評とのこと（人気の新作は完売することも）。お花のような網目が特徴の商品で、ベーシックなものから複雑に編み込まれたものまでさまざまなデザインがあります。

間近で見ると、非常に手の込んだ作りに驚かされる『jollies』のバッグ。木村さんは「当店のオンラインショップからもご購入いただけますが、ぜひ店頭で商品の手触りやデザインをお確かめください。ギフトも承りますよ」と言います。

また実店舗とオンラインショップのほか、百貨店などのポップアップストア（期間限定テナント販売）にも参加。７月は『有楽町マルイ』『横浜高島屋』『マルイファミリー溝口』への出店を予定しているそうですよ（詳細はお店の公式 Instagram（外部リンク）をフォローしチェックしてください）。

鵠沼の住宅街で見つけたバッグ専門店『jollies』。

「どんなシーンで使おうかな？」と想像しながら、ずっとそばに置いておきたくなるお気に入りの1点を手に入れてみませんか？大切な人へのプレゼント選びにもぴったりです。