【南アルプス市】ミーハーで結構!有名作家の版画が目の前に!アートに疎いと思っている人にこそ見て欲しい
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南アルプス市立美術館のHPを見ていたら、新しい企画展のお知らせがあったので楽しみに行ってきました。
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県道42号沿いに市立美術館は在ります。商業施設や公園、運動場が近いので立ち寄りやすいと思います。
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今回の企画展は "シャガール、ピカソ、ダリからロックウェルまで カラフルでワンダフルな20世紀巨匠の版画達展 Sasa Adairコレクション"
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原則、館内は撮影禁止です。今回も特別な許可をいただいて撮影しています。
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今回の展示で筆者が最も期待していたのが「アルフォンス・ミュシャ」
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日本人好みの画風でファンも多いと思います。ミーハーっぽいと思いますが、筆者が初めてミュシャの存在を知ったのが38年ほど前ですから、ミーハーでも筋金は通っていますかね(笑)
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この繊細な表現。筆者は実物を目にしたのは初なので感激でした。
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現代のイラストレーションの先駆的な感じ。
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ミュシャに続いて「トゥールーズ・ロートレック」コチラも有名どころですね。
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一部のお金持ちしか楽しめなかったアートが、リトグラフ等の印刷技術の発達によって、一般の人達にも身近になってきたのでしょうか。
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ロートレックは躍動的な作品が多く展示されていました。
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平日にもかかわらず、多くの来館者が観覧していました。
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「ワシリー・カンディンスキー」
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「ジョルジュ・ブラック」
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「ピエール・ボナール」
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展示室は2階と1階にありましたが、1階の第3展示室までの廊下には、リトグラフ(石版画)の制作工程が展示と映像で解説されていて、とても勉強になりました。美術に馴染みの無い方々には制作工程ってピンとこないですよね?痒い所に手が届く展示で、色々な人に作品を楽しんで貰おうと言う美術館側の姿勢が伝わってくるようです。
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解説を見た後に作品のことを思い出すと、より作品や作家に対する見方や考え方に深みや厚みが増してきます。良い展示でした。
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余談ですが、館内の階段には上り側、下側を表す案内が動物の足跡ってのが好きです。
![ある一部の方々にはチョイとセンシティブ?美術館のスタッフの遊び心、嫌いではありません(むしろ大好き?)](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/ogawahideichi/article/00571835/internal_1693913098198.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
今回ご紹介した作家以外にも、シャガールやピカソ、ダリなどの有名作家の作品もありました。それらは事情により撮影は叶いませんでしたが、それこそ実際に来館してご自身の目でご確認ください。いつも思うことは、決して大きな美術館ではありませんが、センスの良い展示がとても好感が持てること。本当の意味で市民の為の美術館なんだなと改めて思いました。
【南アルプス市立美術館】
"シャガール、ピカソ、ダリからロックウェルまで カラフルでワンダフルな20世紀巨匠の版画達展 Sasa Adairコレクション" 会期 9/2〜11/5
場所:山梨県南アルプス市小笠原1281
開館時間:9時30分〜17時(入館は16時30分まで)
入館料:一般500円、大高生300円、中小生200円
*20名以上団体料金2割引き
*65歳以上・小学生未満無料
*毎週土曜日は小・中・高生無料
休館日:9月4日(月)、11日(月)、19日(火)、25日(月)、10月2日(月)、10日(火)、16日(月)、23日
(月)、30日(月)
問合せ:電話 055-282-6600 FAX 055-282-6601
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