韮崎市の七里岩麓の神社巡り。前回のニ件から更に北に在る神社へも立ち寄りました（前回記事はコチラ）

実は、今回ご紹介する穴山町の穂見神社を先ずはじめに見つけたことが、七里岩の麓に在る神社を巡るきっかけになりました。

ふとしたタイミングで石鳥居が目には入ってきました。何かとても惹かれる感じがして、立ち寄る機会を伺っていました。ちょうど紅葉も綺麗でしたので、よいタイミングだったと思います。

神社の目の前にはお堀のような水路が流れています。水路を渡る石橋は文化年間造とのこと。

穂見神社と言うと、筆者的には南アルプス市高尾の穂見神社が先ず思い浮かびますが、こちらの穂見神社とは直接的には関連ないのかな？

随神門も立派。文禄二年建立だそう。

拝殿は比較的近年に建てられた感じですね。

取材の際には必ずお参りして、神様へのご挨拶は欠かしません。

神楽殿は鉄製の部材が使われていますが、不思議としっくりくる感じ。

本殿は、細工も丁寧で立派でした。宝歴三年建立とのこと。

拝殿の右脇に案内板。御神体の根の神石とは？

根の神石まで遊歩道が整備されていますのでご挨拶に伺います。

根の神石が見えた瞬間「ああ、通りがかりに遠くから惹かれた感じはこれか」と直感しました。

巨石に這って生える樹もまた神聖なイメージ。

とても強い生命力を感じました。

神社の目の前に広がる田園風景。神様も地域の人達も、はるか昔からこの風景を見守ってこられたのでしょう。

穴山町の穂見神社。直感を信じて訪れた甲斐がありました。境内は神域らしい空気に満ちていて、根の神石は御神体としての存在感が強烈でした。穴山町の穂見神社へ参拝されるなら、是非とも根の神石まで登ってお参りされることをオススメします。