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#ひきこもり クラスタ向け】#衆院選2024 関連立候補者リスト 超激戦区あり

加藤順子ジャーナリスト、フォトグラファー、気象予報士
どうなる? 議員立法や引き出し屋対策

ひきこもり界隈の方々に、衆院選2024の情勢報道や27日の開票速報を見守る際に参考にしていただくためのウォッチ用リストです。あくまでも本人発信情報や公的記録、筆者の取材の基づく内容であり、各立候補者を支援/妨害する意図、各活動の是非を肯定/否定する意図はありません。

■ ひきこもり支援推進議員(以下、自民ひき議連)

・東京11区 下村博文(会長、裏金問題により党員資格停止中のため比例なし)

・千葉7区 齋藤健(会長代行)

・富山1区 田畑裕明(事務局長、裏金問題により比例なし)

・長野5区 宮下一郎

・岡山4区 橋本岳

・北海道7区 鈴木貴子

(敬称略。党・議員らによるブログ等での報告を参照にリストアップ。比例なし候補者以外は、小選挙区と比例自民で重複立候補)

ひきこもり支援推進に関する議員立法をめざし、馳浩座長のPTを引き継ぎ活動してきた議連。事実上の自民党関係者による議連であり、裏金問題や旧統一教会(協会)問題で、今回の選挙の審判を受ける旧安倍派の立候補者をコアメンバーに抱える。開票結果によって、引き続き、自民ひき議連の活動が行えるかが注目すべきポイント。

また、議員立法については、骨子案は完成しているが公表されていないため、ひきこもり当事者(本人、家族)たちがその中身を確認・批評できずにいる。23年度以降、各地の議会(9県議会、2政令市議会、12市議会)が、「ひきこもり基本/支援法(仮称)」の法制化を求める意見書を採択をしているものの、今年4月に施行された孤独・孤立対策推進法との分野重複が指摘されている。

■ 引き出し屋対策関連

・東京20区 宮本徹/共産(19年11月衆院消費者問題委で質問、22年衆院厚労委で質問)

・秋田1区 寺田学/立憲(20年11月衆院法務委で質問)

・千葉13区 宮川伸/立憲(21年5月党消費者部会で取り組み)

(敬称略。それぞれ小選挙区と比例で重複立候補)

引き出し屋問題の国会質疑は、過去に与野党(自民、共産、立憲)所属議員が各委員会で行なっている。組織的に取り組みをしてきたのは、立憲民主党。共産党は、衆院で、宮本氏が委員会をまたぎ複数回取り上げているものの、参院では、2024年4月16日の厚労委での「引き出し屋対策」を盛り込んだ付帯決議において、反対討論をおこなった。

関連リンク:「引き出し屋をめぐる最近の国会関連の動き(更新中)」https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/3f9b0a6dcf9d62abc5b4d64104bc228197871140

■ ひきこもり支援関連(21年衆院選以降)

・兵庫11区 住吉寛紀/維新(22年4月衆院地方創生特別委で質問)

(敬称略。小選挙区と比例で重複立候補)

■ 孤独・孤立対策+ひきこもり支援関連(21年衆院選以降)

・神奈川8区 三谷英弘/自民(23年4月衆院内閣委で質問)

・比例北関東ブロックのみ 塩川鉄也/共産(23年4月衆院内閣委で質問)

・東京27区 長妻昭/立憲(24年6月衆院決算行政監視委で質問)

(敬称略。比例のみ候補者以外は、小選挙区と比例で重複立候補)

■ 不登校支援+ひきこもり支援関連(21年衆院選以降)

・東京1区 音喜多駿/維新(24年参院本会議で質問)

・東京15区 大空光星/自民(参考人として、24年2月に参院国民生活・経済及び地方に関する調査会で答弁)

(敬称略。それぞれ小選挙区と比例で重複立候補)

■ 不登校支援+孤独・孤立対策支援関連(21年衆院選以降)

・東京12区 阿部司/維新(23年4月衆院内閣委で質問)

(敬称略。小選挙区と比例で重複立候補)

国会での質問や参考人答弁は、国会議事録を参照しました。

ジャーナリスト、フォトグラファー、気象予報士

近年は、引き出し屋と社会的養護を取材。その他、学校安全、災害・防災、科学コミュニケーション、ソーシャルデザインが主なテーマ。災害が起きても現場に足を運べず、スタジオから伝えるばかりだった気象キャスター時代を省みて、取材者に。主な共著は、『あのとき、大川小学校で何が起きたのか』(青志社)、『石巻市立大川小学校「事故検証委員会」を検証する』(ポプラ社)、『下流中年』(SB新書)等。

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