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【名古屋市中村区】駅弁で大人気「松浦商店の昼市」オープン!お値打ち弁当、コッペパン、宝探しを楽しんで

サファーライター(名古屋市)

韓国、インド、ベトナム、神社、それから「元気に営業中」。名古屋駅の西側をぶらつくと、色とりどりの旗が風に揺れている。

名古屋駅太閤通口を出てビックカメラを右に見ながら進むと、ほどなく「松浦商店」の赤いのぼり旗が目に入る。1月15日にオープンした「松浦商店の昼市」である。

松浦商店の昼市

松浦商店といえば、ぴよりん弁当をはじめとする人気駅弁や学校給食を手がける名古屋の老舗。本社ビルの足元で、日替わりでさまざまなお弁当やお惣菜、コッペパンを販売している。

多彩な内容のお弁当

工場直売、持ち帰り専門店
工場直売、持ち帰り専門店

駅弁や給食を手掛け、手作りにこだわっている松浦商店。製造過程で発生する余剰の材料を活用しているため、お弁当の内容はシュウマイやチキンライスなどまちまち。

向かって左が、日替わりおまかせ弁当300円、右が500円
向かって左が、日替わりおまかせ弁当300円、右が500円

300円と500円のお弁当があり、通りがかりに吸い寄せられたと見える先客たちは、どれにしようかと注意深く選んで買っていた。みな一様にウキウキとしているように見える。

300円のお弁当。見た目もカラフル。
300円のお弁当。見た目もカラフル。

ウキウキ選んだ天むすのお弁当

300円のお弁当。エビが大好きな人のよう。
300円のお弁当。エビが大好きな人のよう。

右側にはお正月によく見るようなかまぼこが3切れ。これがなんとまあ、ぶ厚く切られていて、プリッとしていてチーズがとろりクリーミー。天むすはというと、もっちりとした米と甘辛い海老がたまらず、3個を夢中で食べてしまった。天むすが入っていた場所を眺め「天むす、もう少し食べたいな」と思った心とお腹は、手前に入っていたエビフライで無事埋まった。おいしい。

油淋鶏のこっぺぱん

こちらは愛らしいコッペパン。まあるいフォルムはまるで子どもの靴のよう。

すべすべとしたコッペパン。
すべすべとしたコッペパン。

コッペパンは国産小麦のみを使用し丁寧に焼き上げているそうで、具は味噌カツやメンチカツ、たまごサラダなど。日替わりこっぺぱん(280円)が一番人気だそう。この日は油淋鶏(280円)があったので飛びついた。

懐かしい雰囲気を帯びた柔らかいパンに、からしマヨネーズ、ちょっとした岩石のような大きさの油淋鶏が2つ。パンの切れ込みにしっかりと挟み込まれていて、氷山の一角という言葉が浮かんだ。

がぶり。

一口では食べきれない大きさの油淋鶏、決して硬くない油淋鶏。甘酸っぱくて肉汁が溢れる油淋鶏。ああ、いつまでも食べていたい油淋鶏。

ご近所さんやちょこちょこ色々な種類を食べたい方に人気

お店の方によると、オープンから3週間が経ち、ご近所さんやちょこちょこ色々な種類を食べたい方に人気だという。

営業時間は平日の11:00から13:00までで、なくなり次第終了。掘り出し物を探す楽しみがある、癖になりそうな新店。

【店舗情報】
松浦商店の昼市
住所:愛知県名古屋市中村区椿町5番17号1階
名古屋駅太閤通口より徒歩3分
営業日時:平日11時~13時(売切れ次第終了)
定休日:不定休
決済:現金のみ
公式インスタグラム
※掲載内容は取材当時のものです。最新の営業状況と異なる場合がございます。

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ライター(名古屋市)

名古屋在住。働き、暮らしながら「虫の目」で見つけた気になったもの、「素敵ね」と思ったことをゴキゲンに発信しています。「ワクワク」や「美味しい」、「へぇ~!」を大事に。ラジオが好きで、聞きながらあちこちへ行く毎日。白黒の猫と暮らしています。硯に向かいて20年、どうぞよろしくおねがいします。

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