Apple（アップル）の空間コンピューター「Apple Vision Pro」が、今月中旬までに日本を含め世界的に販売されると、著名アナリストが報告しています。

アメリカにて先行発売

Apple Vision ProはVR（仮想現実）とAR（拡張現実）を組み合わせた「MR（複合現実）ヘッドセット」で、片眼4K解像度の高解像度ディスプレイによる巨大なスクリーンで作業をしたり、あるいはコンテンツを楽しむことができます。外側に搭載された12個のカメラで、周囲の状況を映像として取り込むことも可能です。

Apple Vision Proは今年の2月の初旬にアメリカで販売が始まり、その他の地域でも今年後半の販売が予定されていました。米国での販売価格は3499ドル（約55万円）と、かなり高額です。

日本を含む6カ国以上で販売？

アナリストのMing-Chi Kuo氏によれば、Apple Vision Proはイギリス、フランス、ドイツ、中国、日本、シンガポールなどの国を対象に、今月中旬までに出荷されるとのこと。これにより、2024年の製品出荷台数は40万台〜45万台になると予測しているのです。

Appleは6月10日に開発者向け会議「WWDC24」の開催を予定しています。そのイベントの場で、Apple Vision Proの発売スケジュールが発表されることになるのかもしれません。

Source: Ming-Chi Kuo / X via MacRumors

塚本直樹

IT・宇宙・ドローンジャーナリスト

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