【2024】服装マナーも徐々に変化、今どきの卒園式・卒業式で知っておくとよいこと
3月は卒園式・卒業式のシーズンですね。
感染症もおちつき、ようやく通常通りの式ができるという園や学校も、多いのではないでしょうか。久しぶりの行事、安心して出席できるよう、準備をしておきたいですね。
そこでこの記事では、保護者が知っておくとよい卒園式・卒業式のマナーについてお伝えします。
世の中の多様化や、SNS全盛の今、少しづつ変化していることも。ぜひ、参考になさってください。
セレモニースーツも多様化!人気上昇中のコーデとは
かつて卒園式・卒業式の服装といえば、色はおちついたダークカラー、スタイルはフォーマルなスーツ、パンツよりはスカート推奨、というのが定番でした。これは、服装のマナーの略礼装(セミフォーマル)に由来したものだと思われます。
しかし、この定番も時代の流れで変化しています。
実際に出席してみると「そこまでフォーマルでなくてもよかった」というママの声も多いのが現状です。
今や、トレンドも意識した卒園・卒業式コーデは、以下のように変化しています。
【人気上昇中】
・きれいめパンツスーツ
・上品なセットアップ
・ワンピースにジャケット
・華やかブラウス&パンツ
逆に、野暮ったく見えてしまいそうな、避けたいアイテムはこちらです。
【避けたいアイテム】
△ いかにも!という大きな花のコサージュ
△ 黒一色のダークスーツ
△ めりはりのない、ゆるワンピース
コサージュの代わりにブローチ、ダークカラーならネイビーやグレー、ワンピースならウエストをしぼっためりはりのあるものがお勧めです。
結局、何を着るのが正解?
トレンドがあるとはいえ、ベーシックなセレモニースーツなら間違いはありません。
迷ったら、校風や地域性に合わせるといいでしょう。
卒園式・卒業式の服装は、特定の学校や地域の慣習によって異なる場合がありますので、事前に確認することをお勧めします。
ご兄弟・姉妹がいる場合、上のお子さんのときに着たものがあるという場合もあるでしょう。あまり気を遣いすぎずに、ハレの日の装いを楽しんでくださいね。
盲点になりがちな、足もとコーデ
足元は、コーデに合わせた上品な靴を選びましょう。ヒールがあるものが好まれますが、フラットシューズでも問題ありません。
できれば避けたいのは、黒タイツです。
写真を撮ったときに、重い印象になるからです。
とはいえ、3月といえば、まだ寒い日もありますので、保温効果のあるストッキングを選ぶといいでしょう。
また、会場が体育館の場合、室内履きに履き替えることがあります。コンパクトに折りたためる室内履きを持参すると安心です。
撮影マナーとSNS掲載について
今やSNS全盛期。いろいろな写真や動画を撮りたいという保護者も多いことでしょう。
学校行事の撮影マナーは、再三、言われているとおりです。人の視界や通行に影響を与えないよう、周りの状況を見ながら、というのが大前提です。
本来、式典はおごそかに行われるものです。音を出したり、あからさまに子供に声をかけたりするのも、避けたいものです。
SNS掲載をする場合、写りこみには十分、気を配ってください。写りこんだ情報から、個人や学校が特定され、困る人はいないでしょうか。プライバシーには十分、配慮をしてくださいね。
気持ちをこめた拍手をしよう
拍手をするときは、胸の高さで手を叩きます。細かいことですが、手を少し上下にずらすと、良い音が鳴ります。
入退場が長い場合、拍手を続けていると疲れてきてしまうことがありますが、おざなりにぱらぱらと拍手している様子は、場の雰囲気を下げてしまいます。
わが子だけでなく、全ての子の門出をお祝いする気持ちで、心をこめて拍手してあげてくださいね。
以上、卒園式・卒業式の服装やマナーについて、お伝えしました。良い式になりますように。