【京都市】伏見区 『醍醐寺』の近くにある『弘法大師独鈷水』は弘法大師さんゆかりの井戸?!
京都の伏見区にある世界遺産『醍醐寺』さん近くの竹やぶに突如現れた石碑。
そこには『弘法大師独鈷水』と書かれてあります。
独鈷水(とっこすい、どっこすい、どっこんすい、おこうずい、などと呼ばれる)とは、高僧が密教の法具である独鈷で地面をついたところ水がわき出たという伝承をもつ井戸のことです。
弘法大師空海の事績とされることが多いと言われている『独鈷水』。
今年は弘法大師空海さんの誕生1250年の記念年で各地でイベントが行われます。
「醍醐天皇陵」の西部にある旧奈良街道に出ると『弘法大師独鈷水』の石碑が出てきます。
この石碑は大正時代の建立とあります。石碑のわきから細い山道、竹林の道が続くことから道標としても活躍していたそうです。
横の小道を行くと、小さな社が出てきます。
その傍から湧き水が出ていて、その水は眼病に効く霊水だと言われたそう。明治維新後の廃仏毀釈までは「極楽寺」という寺があったという話を地元に人に聞きました。
「高津商会」の小道具たちが活躍している映画やドラマの撮影ロケ地としても知られる「醍醐寺」さんや「随心院」さんなど訪れる機会があれば、近くの弘法大師空海さんゆかりの場所に訪れてみられてはいかがでしょう〜
弘法大師独鈷水
京都市伏見区醍醐上ノ山町