【富士宮市】猪之頭ミツバツツジが満開!『みつばつつじの家』の座敷でおいしい料理とツツジを堪能!
そろそろ満開を迎えると聞き、県指定天然記念物『猪之頭のミツバツツジ』を見に行ってきました。
いつもは臨時駐車場に車を置いて、道路を歩いて民家の間を通らせてもらうのですが、臨時駐車場から古民家の前に出られるように小さな橋が作られていました。
橋の下を流れる小川も、湧水が豊かな猪之頭だけあってとても綺麗です。
富士宮市には保存湧水地として指定している湧水地がありますが、そのうちの7つが猪之頭地区にあるほど猪之頭地区は湧水に恵まれています。
樹齢600年超で国内最大級を誇る『猪之頭のミツバツツジ』ですが、台風15号の影響で根元の一部が腐敗し亀裂が入ってしまったそうです。
満開と聞きましたが、昔のような圧巻という感じではなくなっていました。
しかし支柱に支えられた枝の一部からはそれでも開花が見られ、生命力の強さを感じさせてくれます。
敷地内には沢山の水仙と新たに植樹されたミツバツツジが鮮やかに花を咲かせ、目を楽しませてくれます。
その他にも大きなブランコやベンチなども用意されていて、富士山を眺めることもできます。ゆったりと猪之頭の雰囲気を楽しめるように整備されていました。
また昨年の10月から、古民家で地元特産のニジマス料理や田舎そばなどを提供する『お食事処 みつばつつじの家』を始めたそうです。
通常は土日祝日のみ一日30食限定で営業されていますが、『猪之頭ミツバツツジ』の開花に合わせて、4月10日から5月7日まで、木曜定休で営業されるとのことです。
田舎そばと猪之頭の湧水で育った新鮮なニジマス料理を古民家の座敷で堪能しながら、満開のミツバツツジを眺めることができます!
オススメなのはセットメニューの『蕎麦&虹鱒の親子丼(¥1850)』です。
厚削りの鰹節、宗田節、鯖節を独自にブレンドし深みのある出汁の味と、香り高い蕎麦には、田舎蕎麦ならではの細切り人参と鶏肉、しいたけなどがトッピングされて、おいしさの中に、どこか懐かしさを感じるほっとする味わいの田舎蕎麦。
そして、猪之頭だから味わうことのできる清水で育った新鮮なニジマスのくさみがなく、ほんのり甘い刺身と、濃厚なぷちぷち弾けるいくらの贅沢な親子丼は絶品です。
どこか懐かしく感じる田舎ののどかな風景と、地元ならではの逸品を堪能する贅沢な一日を、県指定天然記念物『猪之頭のミツバツツジ』のもとで過ごしたら、その生命力の強さを分けてもらえそうな気がします。
お食事処 みつばつつじの家
住所:富士宮市猪之頭 688
アクセス:県道414号を北へ、「かみ村」バス停の近く
営業日:通常 土日祝(1日30食限定)
*4月10日(月)~5月7日(日)の間は木曜定休で営業
時間:11:30~16:00(L.O15:30)