ゴルフの競技中に出場者が死亡する事故も発生… 夏のゴルフで熱中症にならないために提案したいこと
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先日関東ゴルフ連盟開催の月例競技にて、猛暑の中プレーされていた出場者がラウンド中に倒れてそのまま帰らぬ人となる悲劇が起こってしまった。
![出典:関東ゴルフ連盟 (https://www.kga.gr.jp/)](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/aki/article/00526766/internal_1689557968415.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
筆者も競技ゴルファーであり毎年夏にも多くの競技に出場しているが、ここ数年の夏の暑さは恐怖を覚えるほどのものである。
熱中症にならないためには水分や塩分の補給は勿論欠かせない。しかし水分や塩分を十分に取っていても熱中症にかかってしまうことは珍しくない。
そこで筆者は声を大にして提案したいことがある。
それは暑さに危険を感じた場合はシャツを出してプレーをするということだ。
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/aki/article/00526766/internal_1689560495768.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
真夏の屋外の運動でシャツを入れた状態と出した状態でプレーした結果を比べると、後者の方が上半身部の温度が4度前後低くなるという研究結果も出ている。これはシャツを出した方が熱気を逃がしやすいためだ。
ゴルフでは一般的にシャツはズボンにインしてプレーをすることがマナーとされている。
しかしこれは大昔に作られたマナーである。地球温暖化の影響か、このようなマナーが策定された時代と現代とでは夏の最高気温は比べ物にならないほど上昇している。
シャツインをすることをマナーとして強制しているゴルフ場も今だに少なくない。
しかし本当にシャツを入れてプレーすることはマナーであるべきなのであろうか?
それは健康被害のリスクを高めてまでも守るべきことなのであろうか?
ぜひそのようなマナーを掲げているゴルフ場には考え直していただくことを提案したい。
またそのようなマナーを掲げていないコースでプレーをする場合は、暑さに危険を感じた際にはぜひシャツを出してプレーをする選択を取ることをお勧めしたい。
命よりも優先して守るべきマナーはこの世に存在させるべきではないと筆者は考える。
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