大阪府大阪市中央区、大阪屈指の繁華街である難波に、2024年6月12日、日本初進出となるハイアットのホテルブランド「キャプション by Hyatt なんば 大阪」が開業しました。

ホテルとしての機能はもちろんあるのですが、地元密着型でカフェやレストランとして使えるほか、宿泊にかかわらずイベントにも気軽に参加できるのです。

裏なんばに誕生した新スポットをぜひチェックしてみてください。

キャプション by Hyatt なんば 大阪

「キャプション by Hyatt」は、2019年に新しく生まれたハイアットのブランドで、ホテルの地元に密着したカジュアルでユニークなライフスタイルホテルです。大阪・難波には、米国・メンフィス、中国・上海に次ぐ世界3軒目。もちろん日本初上陸！

周囲には大阪の台所として名高い「黒門市場」や、道頓堀、「なんばグランド花月」「国立文楽劇場」などがあり、ユニークで個性的な飲食店が立ち並ぶエリア”裏なんば”に建っています。

Talk Shop

「トークショップ」は、宿泊者だけではなくだれもが思い思いに過ごせるコミュニティスペースです。

旅人も地元の人も、朝から夜まで、ここで朝食・ランチ・ディナーをとったり、お酒を飲んだり、仕事やおしゃべり、趣味を楽しめるとは、ステキなスポットができてうれしい～！

メニューは、スイーツやドリンクなどのカフェアイテムを中心に、黒門市場に集まる鮮魚を使ったメニューや大阪のソウルフードまで。キャッシュレス・セルフサービスで利用できます。

イクラをトッピングした「大阪産釜揚げしらすとトマトの和風パスタ」、泉州（大阪南部）の郷土料理である「ガッチョ（ネズミゴチ）の唐揚げ」、大阪B級グルメの筆頭「串カツ盛り合わせ」など、お酒のアテにもぴったりのフードとオリジナルカクテルをいただいてみました。また詳細記事を書きたいと思います。

100席もあるので、好きな場所でくつろぎながら楽しめました。

朝食はドリンクがセットの「Breakfast Plate」3種のほか、クロワッサンやドーナツ、グラノーラ、キッシュなどのアラカルトメニューも選べます。

惜しまれつつ閉店した人気書店「スタンダードブックストア」の店主・中川さんがセレクトした本を読みながら朝の時間を過ごすのもいいかも。

同エリアにあるショップでは、こだわりセレクトの食品やグッズが販売されています。

大阪出身のアーティストZAnPon（ザンポン）氏によるマグカップや、館内で見かけるアートも購入可能です。

地域に密着したイベントはどなたでも参加可能

フロントの壁に掲示してあるのはイベント情報です。トークショップ、フード＆ビバレッジ、音楽など、さまざまなイベントが開催されています。

第2火曜日のこの日は、15:00から16:30までの間、地元の人気たこ焼き店「たこや焼道楽 わなか」のたこ焼き作り体験が行われました。

誰でも無料で参加OK。たこ焼きの生地をひっくり返すのを体験します。外国の方やお子様も参加し、初めてでもくるりと上手に作っていらっしゃいました。

焼きあがったら、かつお節やマヨネーズなど好きなものをトッピングしていただきます。「わなか」のおすすめは沖縄の藻塩とマヨネーズをかけた「塩マヨネーズ」。えええ～！めっちゃおいしい。また食べたくなります。

このたこ焼きのイベントは8月も第2火曜日を予定しているので、ホテルのインスタグラムなどで情報をゲットして行ってみてください。（記事の最後にリンク記載）

ルームツアー

定員2名のスタンダードルームをご紹介します。ヘッドボードのアート「《躍動》YAKUDOU」も洗面所のアート「《なんでやねん》nandeyanen」もZAnPonさんの作品で、なかなか楽しいお部屋です。

洗面カウンターが広くて使いやすい。脱いだ服なども濡れずに置けますしね。シャワールームにはレインシャワーとイスが設置されていました。

オープンクローゼットも遊び心たっぷり。刀の鞘（さや）をデザインしたポールはついつい抜いてみたくなります。（動きません。）

歯ブラシやティーセットなどは洗面所に設置してあり、そのほかのアメニティーはフロントにあるコーナーでセルフピックアップ。基礎化粧品もあるのがナイス。またお水は、リターナルボトルが置いてあるので各フロアにある給水所にくみに行くエコ方式です。

宿泊者は24時間無料で使えるジムは想像よりも広くなおかつおしゃれでした。コインランドリーは館内に2台あり、長期滞在にも適しています。

おわりに

いかがでしたか？気になる方は、宿泊はもちろんのこと、100席もあるカフェレストラン＆交流スペースを気軽に利用してみてください。

取材協力：キャプション by Hyatt なんば 大阪