【ツラい鼻水鼻詰まりを解消】車でもできる花粉症対策
花粉症でつらい鼻水や鼻詰まり、目がかゆくなったりと運転に支障をきたしている方も多いのではないでしょうか?
この記事では元整備士の私が、車でできる花粉症対策についてお話します。
この記事を読むことでカーライフが快適になり、花粉の季節でも外出が楽しみになるでしょう。
要チェック!ドライバーが苦しむ花粉の種類
主要な花粉を3種類解説します。
スギ花粉
日本で最も知名度のある花粉といえば、スギ花粉です。
2月から3月にかけてピークを迎え、私たちの体だけでなく、車の塗装にも大きな影響を及ぼします。
特に関東地方では飛散時期が6月初めまで続くため、長い期間注意する必要があります。
ヒノキ花粉
スギに次ぐ花粉として注目されるのが、ヒノキ花粉です。
スギとは異なりピーク時期は少し遅めで、3月から5月頃が特に注意が必要です。
飛散範囲が広く、スギ花粉症の方も反応することが多いため、早めの予防対策が重要になります。
イネ花粉
スギやヒノキほどの注目は受けていないものの、イネ花粉も私たちに影響をもたらす主要な花粉の一つです。
特に5月から夏前にかけての飛散が多く、飛沫期間が非常に長いのが特徴です。
花粉症の人が運転する危険性
花粉症シーズンが近づくと、運転者の中で特別な警戒が求められます。
【花粉症が運転に及ぼす具体的な影響】
視野の低下: 目の痒みや涙、視界のかすみから、正確な判断が難しくなる
突発的な事故リスク: くしゃみなどでハンドル操作が乱れ、突発的な事故の原因となる
薬の影響: 花粉症の治療薬の中には眠気を引き起こすものがある
花粉症の方は視野の低下や、ハンドル操作の乱れに気を付ける必要があります。
また花粉症の薬には、脳の活動を鈍らせる副作用があるものもあり注意が必要です。
花粉症の方々は、症状や薬の影響をしっかり理解し、安全運転を心掛けましょう。
車内で花粉が溜まりやすい場所
車内の花粉が溜まる場所は以下のとおりです。
【車内の花粉が溜まりやすい場所】
足元のマット: 靴からの花粉が集まる。特にマットの角や隅は注意
シートの縫い目: 花粉がたまり、変色の原因に
ダッシュボードの隙間: 細かい隙間には花粉やほこりが隠れやすい
フロントガラス接触部: ガラスとの境界に花粉が挟まる
エアコン出口: 凹凸が多く、花粉が付きやすい
スイッチ・メーター周辺: 操作のたびに花粉が舞い上がるリスク
共通して車内の隙間や、凹凸部は花粉の溜まりやすい場所になっています。
花粉症の方は定期的なチェックと清掃がおすすめです。
もう悩まない!車でもできる花粉症対策
花粉症で悩むあなたのために、車でできる花粉症対策を3つ紹介します。
乗車するとき、車内に花粉を持ち込まない
車に乗る前に、身の回りの花粉を確実に払い落とすことは対策として有効です。
乗車前にブラシや粘着ローラーなどで衣服の花粉を落としましょう。
また着用する服も関係しており、ウールセーターは静電気が発生しやすく、綿シャツよりも花粉が多く付着します。
ウールのような静電気が発生しやすい素材は避けるか、静電気防止スプレーで対策をすると花粉の持ち込みリスクを下げられます。
走行中は車内に花粉を侵入させない
走行中に窓を閉めていても、エアコン口から花粉は侵入してきます。
対策として花粉の多い時期には、車のエアコンの内気循環機能を活用しましょう。
さらに、花粉をキャッチするエアコンフィルターを車に取り付けることで、花粉の侵入を大幅に減らすことができます。
車内の花粉を取り除き、クリーンな空気を保つ
いくら花粉の侵入を防ぐ対策をしても、花粉の侵入を完全に防ぐことはできません。
花粉症の症状を抑えるためには、定期的な車内の清掃が有効です。
マイクロファイバーモップやナノテク除電クロスなどを活用して、花粉の清掃や付着の予防が大切です。
また、車内を快適に保つためには、プラズマクラスターや専用の空気清浄機を導入するのもいいでしょう。
車内の空気をさらにクリーンに保つことで、花粉症の不快な症状を和らげることが期待できます。
まとめ
花粉症で運転するリスクと対策について解説しました。
この記事の内容を実践することで、花粉症の症状を和らげられ、快適で安全なドライブを楽しむことができます。
花粉症を解消しドライブに出かけましょう。