コスメを使ってシーリングスタンプを押してみたら意外な結果に。
シーリングスタンプとは、溶かしたワックスにイニシャルや模様のついたスタンプを押して封をする文房具です。封蝋とも呼ばれます。
通常はこのような金属製のスタンプを使用するのですが…
専用スタンプの代わりに、お家にある化粧品・香水瓶・ネイルポリッシュなど身近なものを使って押すことができるのか、検証してみることにしました。
シーリングワックスは高温なのでガラスや金属製のものを使います。
まずワックスを用意します。
顆粒タイプのワックスを5粒、スプーンに入れて加熱します。
ワックスが溶けて形がなくなったら目的の場所に垂らします。(今回はシリコンマットを使用し、後で剥がせるようにしました)
ネイルポリッシュをスタンプの代わりにのせます。
ワックスの熱が冷めてから剥がしてみると、
これは…可愛い!
ボトル底にあるロゴと丸い形が綺麗にスタンプできました。
次はサンプルサイズの香水瓶。
長方形で、凸凹した模様が転写されて面白いです。
メイク崩れ防止スプレーも。
ぷっくりした楕円形で可愛いです。
少し形が崩れても逆に個性が出て素敵。
リップスティック。
フラットなので模様はありませんが、押し花を封入したいときに使えそう。
色々なコスメでやってみました。
結論
専用のスタンプを持っていなくても、家にある身近なものでスタンプを押すことができました。
これからはコスメの容器に着目する機会が増えそうです。意外なところに可愛い形や模様があるんですね。
ワックスの代わりにグルーガンを使う方法もあり、その場合はさらに手軽にできます。
シーリングスタンプをやってみたいけど道具を揃えるのが面倒…という方におすすめしたい。
お手紙やプレゼントのラッピングに活用してくださいね。
注意点
ワックスは高温なので、プラスチックなどガラス・金属以外の素材で作られているものは使えません。
プラスチックが溶けて変形したり、ワックスが癒着して取れなくなります。
また、熱によって化粧品の中身が劣化する可能性があるので、スタンプとして何度も使いたい場合は中身を使い切ってからの方がいいかも。