【浜松】駅南口にある「謎の玉」しくみは一体どうなっているのか……
浜松駅南口には様々なモニュメントがあります。鐘や噴水など、浜松駅に降り立った観光客を面白い演出で出迎えてくれます。そんな中、以前から不思議だったこちらの「謎の玉」。水の上でひたすら回転しているようなのですが、一体どのようなしくみなのでしょうか。そしてどのような名前があるのでしょうか。さっそく調べてみました。
水の上で回転する謎の玉
問題となるのはこちらのモニュメント。真ん中に丸い玉があり、水の勢いで回転しております。まるで「ゼルダの伝説」に出てくるような、非常に謎めいた物体ではありますが、触ってみると、非常にツルツルとした「岩」であることがわかります。
丸い岩の下からは水が溢れ出しており、その溢れている水の勢いで岩が回転しているようです。
しかし、岩は人間の手の力でカンタンに回転し、まるで「軽いボール」のようです。しかし、この岩が軽いはずもありません。なにせ岩なのですから、きっと何か特別なしくみや、からくりがあるはずなのです。
ということで調べた結果、この岩の名前は「石玉回転噴水」というもののようです。
石玉回転噴水(FLOATING STONE BALL)とは
この岩の名前は「石玉回転噴水」というものです。
千葉県船橋市にある石材加工会社「恵産業株式会社」が特許を持っている製品のようで、庭、エントランス、プールサイド、温泉浴場、公園、神社仏閣などの水呑み場などに、使われるようです。
しくみとしては、下から押し上げる水圧により岩が回転する。岩の重さと水圧のバランスが保たれているので、台座から外れることが無いようです。
仮に水圧が強すぎれば、台座から岩が外れ、逆に水圧が少なすぎれば、水に浮かないのでしょう。
しくみを聞いてもあまりピンと来ないのですが、とにもかくにも浜松駅南口にあるこの「石玉回転噴水」を見て目の保養になればいいのではないでしょうか。