【河内長野市】師走の風物詩?近鉄と南海から見える河内長野駅近くのイルミネーションの正体を見てきました
河内長野のイルミネーションと言えば、まずは有料のはなぶん(花の文化園)のサンクスイルミで、次に無料の寺ケ池公園のイルミネーションですね。しかし、そのほかにも、美しいイルミネーションを見ることができるところがいくつかあります。
昨年も見たのですが、師走になると河内長野駅に入る直前に突然見えるイルミネーション。
やはり今年も、近鉄電車が河内長野駅の手前に来たときに、イルミネーションの煌(きら)びやからな光が見えたのです。
もしかしてと思い、今度は南海電車に乗りました。河内長野駅から難波方向に向かう電車に乗ると、やはり出発しほどなくしてイルミネーションが見えました。ただし、近鉄線の方が良く見えるようです。
では河内長野駅からは見えるのでしょうか。ホームから電車が出ていきましたが、その上側にかすかに光るものが見えました。
ではこのイルミネーションの正体は何でしょう?さっそく河内長野駅から光る方向に歩いてみることにしました。
河内長野駅からしばらく歩くと、線路が南海と近鉄で2方向に分かれるあたりの道。いわゆる旧国道170号線ですね。
いきなり南海側にイルミネーションが見えました。
どうやら長野地区自治会館の敷地内にあるイルミネーションのようですね。しかし、電車から見えたイルミネーションとはちょっと違います。鉄筋コンクリートの建物を使ったイルミネーションは、どうやらその先にあるようです。
ということでその先に来ました。会社の敷地内に光り輝くイルミネーション。予想以上に凄いですね。
この会社は東尾メックさんです。沿革を見ると1950年に東尾継手(つぎて)株式会社として創立したそうなので、創業70年を越えている企業ですね。敷地の奥には資材のようなものが見えます。
こちらに東尾メック・イルミネーションと書いてあります。点灯時間は17時から22時までとのことですが、気になったのはその下です。「ご自由にお入りください」と書いてあるではないですか!
ということで、お邪魔しました。
ちゃんとイルミネーションの入り口がありますね。
道の両端が光で示され、その横には輝きの世界がありました。
幻想的な青の光と、クリスマスツリーをほうふつとさせる金色の塔。
これは雪だるまですね。雪こそ降らないものの朝夕めっきり寒くなっているので、体感気温とは似合っています。
さらに熊の姿が!熊は本当は凶暴な存在なのに、こういったおとぎの世界では可愛らしく描かれるので不思議です。
こちらにも動物の姿がありました。
わずかな長さですが、それでも光の世界を存分に堪能できました。
これは出口から見た姿。こちらからでも美しいです。
見ると駐車場もイルミネーションで光っています。
階段にも、イルミネーションが煌びやかですね。
東尾メックさんの公式ページ(外部リンク)を見ると、地域とのかかわりを本当に大切にしているようで、イルミネーションの他、今年8月には3年ぶりに盆踊り大会をしていたとのこと。
こういう会社が近所にあるのはうらやましいですね。
メインの敷地から外に出ても、このようにイルミネーションがあります。
社員の人たちも、年に一度の楽しみなのかなという気がしました。
ということで、東尾メックさんのイルミネーションを存分に堪能しました。点灯期間について明確な情報がみつからず、はっきりとはわからないのですが、クリスマスまでは光り輝くものと考えられます。
東尾メックさんの隣には河内大仏こと極楽寺があります。
その極楽寺さんの方へ昇ってみると予想通り、東尾メックさんのイルミネーションと長野地区自治会のイルミネーションが見えました。
そうこうしているうちに電車が通過していきました。私も車窓から見たであろう河内長野駅直ぐ近くのイルミネーション群。車内の人たちも気づいたでしょうか?
ということで、クリスマスまでの間で河内長野駅近くに立ち寄る機会があれば、イルミネーション群をぜひ覗いてみてください。
東尾メックのイルミネーション
住所:大阪府河内長野市菊水町8-22
アクセス:南海・近鉄河内長野駅から徒歩5分