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スーパーフードのキクラゲ!1分茹でるだけ 農家さん直伝簡単レシピ【富山県入善町】

つむみ取材ライター(下新川郡・黒部市・魚津市など)

今回は、入善町舟見にある、キクラゲ農家さん「株式会社ツーライン」さんを紹介します。

きくらげやさん(「株式会社ツーライン」さん)

直売所の外観
直売所の外観

「株式会社ツーライン」さんのキクラゲ直売所です。無農薬で完全国産のキクラゲが販売されています。

場所は、入善町舟見、野島医院さんの向かい側にあります。

キクラゲを栽培されている、米原さんです。
キクラゲを栽培されている、米原さんです。

さっそく、栽培されている様子を見せて頂きました。

生キクラゲ

収穫されたばかりの生キクラゲ
収穫されたばかりの生キクラゲ

綺麗な貝の形をした生キクラゲです。まず、その大きさに驚きました!手のひらサイズのキクラゲは、とっても肉厚でした。

スーパーなどで市販されているキクラゲのうち、国産は全体の5パーセント以下だそうです。さらに、生で販売されているのは、とても稀。しかも、無農薬です。米原さんの“無農薬で育った国産の生キクラゲ”が、どれだけ貴重なものか分かりますね。

キクラゲの栽培

菌床が並んだ、工場内の様子
菌床が並んだ、工場内の様子

キクラゲは、25度以上で栽培します。そのため、育ちやすい夏だけ栽培されている農家さんもおられるそうです。「株式会社ツーライン」さんは、一年を通してキクラゲが収穫できるよう、整備されています。

3~4週間ほど経過し、収穫間近のキクラゲ
3~4週間ほど経過し、収穫間近のキクラゲ

手に持っておられるのは、菌が培養された菌床(きんしょう)と呼ばれるものです。この菌床も国産の物を、こだわって使用しておられます。

育ち始めた、赤ちゃんキクラゲの様子
育ち始めた、赤ちゃんキクラゲの様子

菌床には、赤ちゃんキクラゲが沢山育っていました。ご存じの方も多いと思いますが、キクラゲは、漢字で「木耳」と書きます。栽培されているキクラゲを見ると、たしかに耳のように見えませんか。

キクラゲの栄養価と食べ方

キクラゲの栄養価や、調理方法を紹介しているチラシ(画像提供:株式会社ツーライン)
キクラゲの栄養価や、調理方法を紹介しているチラシ(画像提供:株式会社ツーライン)

ツーラインさんが作成されたチラシを拝見しました。興味深いキクラゲの栄養価や、キクラゲパスタやキクラゲカレーなど、”目からうろこ”の食べ方が紹介されています。早速、米原さんおすすめの食べ方でいただきます!

簡単レシピと実食

取材のため、ご提供いただいた「生キクラゲ」
取材のため、ご提供いただいた「生キクラゲ」

今回は、米原さんおすすめレシピのお刺身で頂きました。1分茹でるだけの簡単レシピです!

初めて食べた生キクラゲは、コリコリっとした気持ちの良い食感で、驚くほど美味しかったです!

(左から)ワサビ醤油、酢味噌、ガーリックオリーブオイルの3種類のタレを用意
(左から)ワサビ醤油、酢味噌、ガーリックオリーブオイルの3種類のタレを用意

キクラゲ自身は、あまり主張しない味なので、どんなタレにもマッチしました。中でも、わさび醤油が一番好みでした。オリーブオイルにニンニクを添えたタレも美味しいので、ぜひ挑戦してみてください!アヒージョにしても美味しいらしいですよ。

最後に

キクラゲは、不足しがちなビタミンDや、とても豊富に含まれる食物繊維など、栄養価がとても高いことで知られています。

さらに、今回の取材では、和洋折衷どんな料理にもキクラゲが使えるということ、希少価値の生キクラゲが入善町で栽培されていること、何より、生キクラゲがこんなに美味しいことを知りました。

「一度食べた人はリピーターになってくれる」と自信を持って紹介してくださった、生産者の米原さん。上がったハードルを、軽々飛び越えるほど、本当に美味しい生キクラゲでした!

米原さんの生キクラゲは、1パック80グラム、250円で販売されています(冬期は価格が変動する可能性あり)。直売所の他、「あいさい広場」や大阪屋入善店、バロー入善店、「KOKOくろべ」(黒部市)、ジャンプ(黒部市)でも購入が可能です。

みなさんも、貴重な国産「生キクラゲ」を、毎日の食卓に取り入れてみてください!

きくらげやさん(株式会社ツーライン)
住所:富山県下新川郡入善町舟見1381-1
電話番号:0765-78-2280

※ 美味しいキクラゲをご提供いただき、ありがとうございました。

取材ライター(下新川郡・黒部市・魚津市など)

黒部市・下新川郡・中新川郡・魚津市・滑川市を担当しております。 自然豊かな富山県入善町在住の取材ライターです。食べたい!行きたい!知りたい!と思う最旬の情報をお届けします。

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