【河内長野市】流谷にあるロウバイ(蝋梅)は、今年も咲き始めました。太陽の光に照らされ光り輝いています
例年1月上旬は、奥河内のなかでも山奥にある集落のひとつ、流谷(ながれだに)に足を運んでいます。理由は、毎年恒例の八幡神社の縄掛け神事を見に行くのもあるのですが、もうひとつは、さらに奥にある流谷の蝋梅の里のロウバイ(蝋梅)を見に行くためです。
鉄道の最寄り駅は南海天見駅です。
念のために場所をおさらいすると、天見駅から西方向にある集落が流谷(白い部分)で、その中に蝋梅の里があります。
この時期、天見駅から流谷方面を歩いていくと、ロウバイの花とは別に赤い南天の実が印象的です。
厳密には流谷にはないのですが、通称「流谷八幡神社」と呼ばれている石清水八幡宮別宮 八幡神社では、昨日、今年の縄かけ神事が行われました。
その様子は動画にも撮りました。
縄掛け神事の縄が無事にかけられ、最後の儀式を見届けてから蝋梅の里に向かいます。
蝋梅の里のある流谷までの道中は、本当に南天の赤い実が目立ちます。
天見駅前にある温泉旅館に「南天苑」と名前がついている理由が頷けます。
八幡神社から歩いていくと、30分くらいで蝋梅の里に近づいてきました。
こちらが蝋梅の里への分岐点です。
分岐に入ってすぐにロウバイの木を発見!ロウバイの花が咲き始めていました。
ロウバイ(蝋梅)はクスノキ目ロウバイ科の花。梅とついていますが、バラ科サクラ属に属している、梅とは似て非なるものです。中国原産で、日本には江戸時代のころに入ってきたとのこと。
まだ咲き始めたところのようなので、これから華やかになりそうです。それでも例年よりは咲いている花が多い気がしました。
ちょうど太陽が出てきたので、反射した姿は金色に輝いているように見えます。
また花びらが蝋のように見えます。調べると蝋細工のようで、かつ陰暦の12月にあたる朧月(ろうげつ)に咲くためにロウバイという名前が付いたという説があるようです。
さらに奥のほうも見てきましたが、奥のほうは残念ながら昨日の時点ではほとんど咲いていませんでした。
このようにつぼみが並んでいる状態でした。
先ほどのところに戻って再度撮影。ロウバイが並ぶこの位置がいちばん美しかったです。
ということで、蝋梅の里で今年も咲き始めたロウバイの花を愛でてきました。30年ほど前に地域の地主さんが砂防工事の際に植えたと言われているロウバイ、今では流谷の名物となり年明け早々の楽しみのひとつとなりました。
これからますます咲いてくると思われるので、興味があればぜひウォーキングがてらに。
流谷の観音堂の横を通って蝋梅の里を後にしました。
黄色いロウバイとは対照的に赤い南天もこの時期が見頃なので、見比べても良いですね。
あれだけ多くの人が集まって賑やかになっていた八幡神社も、帰り際にはいつもの静けさが戻っていました。ただ昨日までとの大きな違いとして、真新しい今年の縄の存在が目立っています。
蝋梅の里
住所:大阪府河内長野市流谷
アクセス:南海天見駅から徒歩40分程度
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