【京都市西京区】鮮度抜群! ごいし鶏のたたきが食べられる店が上桂にあった 明るい店主の良き接客に酔う
一大グルメスポットとなっている阪急上桂駅を降り立ち、東へ徒歩3分ほど歩くと、「今日は、酔いたい。」とあるキャッチーな看板に魅かれて、2024年6月11日に「居楽処 弘や」さんに入ってみることにしました。
玄関の扉には全日本一人呑み協会加盟店のステッカーが貼ってあります。一人呑み歓迎が嬉しいですね! 店内に入ると元気の良い店主と若いスタッフさんたちが明るく出迎えてくださいました。奥のテーブル席には子どもさんたちと一緒の家族連れもおられました。
カウンター上にはその日の食材を使ったおすすめメニューがずらり。お造りはもちろん、とうもろこしの天ぷらや小あじのから揚げ、お好み焼き風チーズオムレツ、うずら卵の煮込みなどいろいろあります。定番メニューも充実しています。
「鶏モモ肉の蒸し焼きポン酢」は、表面がかりっとした肉厚のもも肉が歯ごたえを残しつつもほろっと柔らかく蒸し焼きにしてあって美味。梅味の「サメ軟骨」はシャキシャキの歯ごたえがたまりません。丹波産トマトや鶏肉など旬の食材も産地直送などこだわりがうかがえます。
「鹿児島産地鶏ごいし鶏のたたき」は、羽が白黒で碁石のように見えることから、鹿児島では「ごいし」の愛称で親しまれてきた在来種の高級ブランド地鶏「横斑プリマスロック」を使用しています。店主の上田智弘さんによると「京都でたたきで食べられるのはうちだけ」といいます。鹿児島産の甘醤油をつけて食べるとこちらもめちゃ美味。
酒がどんどん進みます。酒類もかなり安く提供されているのも嬉しいところですが、何よりも上田店主のきびきびとした接客応対が素晴らしい。ご飯ものを出すタイミングや苦手なものなどお客さんの要望に耳を傾け、料理によってはハーフサイズも対応してくださいます。
出身地の桂駅周辺の居酒屋を始め、厨房での修業を続けてきた上田店主が、この店舗の以前の店だった「酒房小洛」の常連客だったことが縁で、閉店から2年後、女将の父の代からの店の思いを引き継ぐことに。この場所で 「居楽処 弘や」を開業することになりました。以来今年で4年目になります。
ほんとにアットホームな素敵な店です。ぜひお気軽にお立ち寄りください!
「居楽処 弘や」(外部リンク)京都市西京区上桂宮ノ後町5-12 075-391-9116