【他人の幸せを素直に喜べない】その理由と心理カウンセラーが実践する3つの打開策
SNSに溢れるキラキラした投稿や、友人からの嬉しいニュースに喜びたいものの、内心モヤモヤするという経験はないでしょうか。また、他人の幸せを素直に喜べない自分は、性格が悪いのかもしれないと悩む人も少なくないでしょう。他人の幸せを素直に喜べない理由と打開策を考えてみましょう。
他人の幸せを素直に喜べない原因
「他人のSNSの投稿を見るのが辛い」「他人がキラキラして見える」という感情は、極めて自然なことかもしれません。特にSNSの投稿は、見る側は綺麗な部分しか見ることがありません。裏で都合の悪いことが起きていたとしても、それを見る機会はないため、輝いているように見えるのは当然です。
では、他人の幸せを喜べない本当の理由は何なのか考えてみましょう。自分の人生や生活がうまくいっていない、相手のことを妬んでいる・羨ましいと思っている、人と違う自分を受け入れられない、無意識に競争心が働いているなど、人によってさまざまだと思います。これらはどれも自然な感情ではありますが、心の奥底ではそんな自分を変えたいと思っているのではないでしょうか。
「他人の幸せを素直に喜べない」から脱するには?
1. 相手の心理を考えてみる
SNSに投稿する人の心理を考えてみれば、何かわかることがあるかもしれません。承認欲求が満たされていない、自分の評価を他人に委ねている、自慢したい、自分がいいと思うものを共有したいなど冷静に分析してみると、相手も実は問題を抱えていると感じたのではないでしょうか。また、相手があなたのことを友達だと思っているから、秘密にせず明かしているということもあるでしょう。
2. 自分に起きたいい出来事を思い出してみる
他人と比較するのではなく、自分自身と向き合ってみましょう。例えば、毎日自分に起きたラッキーな出来事を3つあげてみてはいかがでしょうか。非公開で日記やアルバムのように利用することで、SNSを自分と向き合うツールとして利用することができます。過去の自分と比べて、成長している部分を見つけるのもいいでしょう。
3. 自分がどうなりたいかを考える
自分がどういう人でありたいかを考えてみましょう。人の幸せを素直に喜べる人になるためには、どうしたらよいでしょうか。自分が納得のいく人生とはなにかを考えてみる、諦めていたことに挑戦してみる、ありのままの自分を受け入れるなど、自分の人生を充実させることで、人の幸せを喜ぶ余裕が生まれるのではないでしょうか。
さいごに
他人の幸せを素直に喜べないからといって、あなたの性格が悪いとは限りません。人によって幸せを感じるものは異なり、その人なりの受け取りかたがあってもよいのです。人と比べずに自分と向き合うことで、他人のことを客観的に捉えられるのではないでしょうか。