夜寝付けない、朝起きれない「睡眠相遅延症候群」とは?知っておきたい予防法3選
夜になっても眠気が起こらない、朝起きる時間になってもまだ眠いと感じている方は多いのではないでしょうか?
これらは「睡眠相遅延症候群」という症状で、睡眠の不調症状の1つです。
・睡眠相後退症候群とは?
理想の就寝時間と起床時間に体内時計を合わせることができず、寝る時間と起きる時間が後ろ倒しになってしまう状態です。
就寝時刻になっても寝付けなかったり、眠りに就くまで数時間かかってしまったり、また起床時刻になってもすっきり目覚められなかったりする症状です。
寝つきや寝起きが悪い状態が続いてしまうことで、睡眠の質の低下はもちろん、日中の眠気やダルさ、免疫力の低下などへも影響する可能性があります。
・睡眠相後退症候群の予防法3選
❶寝る直前までのゲームや仕事を避ける
ディスプレイからのブルーライトの影響はもちろんですが、寝る前までゲームや仕事をしていると頭の覚醒状態が続き、寝付きにくくなってしまいます。
就寝前は作業から離れ、リラックスして過ごしましょう。
❷寝だめを避ける
休日はお昼ごろまで寝ていることはありませんか?時間があるからといって寝だめをしてしまうと、体内時計が乱れやすくなってしまいます。
さらに「寝だめ」という言葉はありますが、睡眠は前もって貯めておくことはできないとされています。
休日も規則正しい生活を送りましょう。
❸起床後は日光を浴びる
睡眠相後退症候群の場合、体のホルモンのリズムが乱れている可能性があります。
睡眠ホルモン「メラトニン」を就寝時のタイミングでうまく分泌させるためには、起床後に日光を浴びる必要があります。
朝起きて日光を浴びることで眠気が治まり、夜にメラトニンが分泌されやすくなり自然な眠気が期待できます。
さいごに
睡眠相遅延症候群の方は現代人に多いのではないでしょうか。症状を放置していると日中のダルさや眠気をはじめ、生活習慣病や認知症リスクにも影響します。
予防や早めの対策を行いましょう。