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肌年齢−14歳。美容のプロが毎年必ず新しいものに更新するスキンケア化粧品とは?

遠藤幸子美容研究家/美容ライター
数多くある化粧品。どう向き合うべきか?

お付き合いいただき、ありがとうございます。エイジング美容研究家・美容ライター遠藤幸子です。

遠藤幸子の活動実績は、こちら

私はほぼセルフケアで数年かけて老け顔から肌年齢−14歳を叶えましたが、いつも同じスキンケア化粧品を使っているわけではありません。

美容医療に頼らず、ほぼセルフケアによる変化。
美容医療に頼らず、ほぼセルフケアによる変化。

もちろん気に入って長年愛用しているものもありますが、毎年必ず新しいものに更新するスキンケア化粧品があるのです。今回は、それを紹介します。

美容のプロが毎年必ず新しいものに更新するスキンケア化粧品とは?

(1)美白(※1)化粧品

透明感とうるおい、ハリ、ツヤのあるなめらかな肌が理想。
透明感とうるおい、ハリ、ツヤのあるなめらかな肌が理想。

毎年必ず新製品をチェックし、実際にいくつかじっくりと試すのは美白(※1)化粧品。なぜなら、毎年新たな知見や技術を投影した魅力的な製品が多数お目見えするからです。

美白(※1)成分が何か、それぞれの製品のアプローチ方法を必ずチェックします。

そして、手持ちの化粧品との相性や組み入れやすさなどを考慮し、試しています。

美白(※1)化粧品を手に取ったら、まずは1本集中して使ってみることが大事だと考えています。

1本使い切ってリピートしたい理由を見つけられない場合には、別の美白(※1)成分が配合された化粧品などにシフトします。

一般的には美白(※1)美容液が最も美白(※1)成分を多く配合している傾向にあるので、美容液を中心に新製品をチェックしています。

(2)UVケア化粧品

UVケアは、美肌への第一歩。
UVケアは、美肌への第一歩。

UVケアの分野も美白(※1)ケア同様進化が目覚ましいと感じています。そのため、新しい知見や技術を駆使していることはもちろんのこと、多機能化が当たり前の今、スペックに注目して選んでいます。

とはいえ、製品を選ぶうえで真っ先にチェックするポイントは、自分のライフスタイルにできるだけマッチするものを選ぶこと。

例えば、それほど紫外線の影響を強く受けない環境で過ごしているならSPF値もPA値も最高値のものである必要はありません。

また、生理前や生理中は肌が敏感になりやすい時期なので、石鹸で落とせる敏感肌用、低刺激といった製品を1本は所持しておくなど。

このほか、欲しい機能や配合されていると嬉しい成分は何かといったことも考え、手を伸ばします。

メイクの上からでも塗り直せるものをいくつか所持することも心がけています。

エイジングケア(※2)化粧品との付き合い方は?

自分が向き合いたい肌悩みに優先順位をつけることも大事。
自分が向き合いたい肌悩みに優先順位をつけることも大事。

エイジングケア(※2)も進化している分野といえますが、流行も非常にある分野だと考えています。

昨今は美容医療の高まりとともに、それに使われる成分が配合された製品や技術が投影された製品などが人気を集めています。

そういった製品を試してみるのもひとつですが、自分の肌にとって何が必要か見極めて手を伸ばす必要があると考えています。

そのため新しい製品を次から次へと試してみるよりも、まずは自分の肌悩みにアプローチできそうな製品をひとつじっくり使うことを心がけています。

まとめ

化粧品でできることは限られていますが、毎日のホームケアの主役は化粧品。それだけに、流行だから、憧れのあの人が使っているから、と取り入れるのではなく、自分にとって何が必要かをよく考え、それぞれの製品特徴を知って選ぶことが何よりも大事だと考えています。

もちろん安全性など製品作りにも着目する必要はあります。一美容のプロのスタンスとして参考にしていただけますと幸いです。

※1 メラニンの生成を抑えてシミやそばかすを防ぐこと。

※2 年齢に応じたケアのこと。

Instagramでは、45歳からの若返りを意識した美容情報を発信しています。愛用品も紹介していますので、ご興味のある方はぜひご覧いただけますと幸いです。

筆者のInstagramのアカウント
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ほぼセルフケアで肌年齢−14歳を叶えた方法やコスメ選び・若返りメイクのポイントを紹介
ほぼセルフケアで肌年齢−14歳を叶えた方法やコスメ選び・若返りメイクのポイントを紹介

美容研究家/美容ライター

アットコスメ編集部の公認のビューティストに認定されたのを足掛かりに、2014年よりエイジング美容研究家・美容ライターとして活動を開始。スキンケア・アンチエイジング両アドバイザーの資格を保持し、All About化粧品・コスメ ガイドも務める。雑誌や企業のウェブサイト、ウェブメディアなどにて美容記事の執筆・監修を行うほか、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、コスメブランドのインフォマーシャル、広告などにも出演。日本抗加齢医学会正会員。ゆらぎ世代とも言える40代が、楽しみながら年齢を重ねるための美のヒントを発信中。

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