「胆のう」が無くなるとどうなる?-胆のうの特徴と働きからわかりやすく解説!
ご覧頂きありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は「胆のうが無くなるとどうなるのか?」というテーマで解説していきます。
今回の目次
- 胆のうってどんな臓器?
- 胆のうがなくなるとどうなるの?
- 胆のうを健康に保つためには?
- 「胆のう」が悪くなると「すい臓」も悪くなる?
- 動画で解説!
【1】胆のうってどんな臓器?
胆のうは、肝臓の下にある小さな袋状の器官です。
肝臓で作られた「胆汁」を濃縮して蓄える働きがあります。
胆汁は脂肪を消化しやすくする液体です。
胆汁の役割はあくまでも、脂肪を消化"しやすくする"ことであり、実際に消化をするのは、すい臓や小腸で分泌されるリパーゼという消化酵素です。
【2】胆のうがなくなるとどうなるの?
例えば、胆のうを切除してなくなった場合、肝臓から胆汁が分泌されます。
そのため、日常生活に大きな支障は出にくいですが、なかには(特に脂肪の多い食事の後に)下痢が起こる方もいます。
生命の維持に必須という臓器ではないですが、なくなると不調が起こることがあるということですね。
【3】胆のうを健康に保つためには?
胆のうの機能が低下する原因の多くは「胆石」という結石によるものです。
胆石が詰まると、胆のうに炎症が起こります。
そして、脂肪の多い食事を好む・運動不足で肥満・野菜不足だと胆石ができやすくなるので注意です。
また、胆石は男性よりも女性に多く、特に40代以降の方に多いです。
【4】「胆のう」が悪くなると「すい臓」も悪くなる?
胆のうの働きが悪くなると、胆汁がうっ滞し、胆石が形成されやすくなります。
この胆石が膵液の流れる部分に詰まってしまうと、膵液が逆流してすい臓に炎症が起こってしまうことがあります。
このように胆のうが原因ですい臓に悪影響を与えることもあります。
【5】動画で解説!
今回の内容は下の動画でも解説していますのでぜひご覧ください。
最後までご覧頂きありがとうございました。
参考になりましたら「学びがある」「わかりやすい」「シェア」などのリアクションをして頂けると励みになります!