【京都府向日市】自信を育む放課後デイで困りごとを抱えた子どもたちが生き生きと驚きのメソッドとは!
教室の窓から京都市の標識が伺えるほどの向日市と京都市のほんとの境、大原野口にある放課後デイサービス「エール向日町教室」を2022年11月9日に訪ねました。迎えてくださったのは、同教室とともに「エール西院教室」、「学習支援塾エール山科校などを運営する株式会社DGMの下村和也代表取締役です。原田メソッド認定パートナーでもあります。
原田メソッドとは療育の分野に限らず、メジャーリーガーの大谷翔平選手、および大谷選手が在籍していた日本プロ野球チーム、日本トップレベルのプロサッカーチームやプロバスケットボールチーム、ユニクロ、キリンビール、三菱UFJ信託銀行など、国内および国外の有名企業、大学や全国の教育委員会などで活用されている、心を鍛えるための仕組みです。
2021年1月、コロナ禍真っただ中で開校した「エール向日町教室」には、発達しょうがいやダウン症等日々の生活に困りごとを抱えたこどもたちが集います。対象年齢は小学生から高校生ですが、現在通っているのは小学生が中心です。
下村代表は、「学校の勉強はもちろん、英会話やプログラミング、武道といったものまで指導できる様々な先生はいますが、できるだけ教えないで自分で調べてもらうことを意識しています。」
「一律の授業ではなく。まずはメソッドを通じて、どんな自分になりたいか、やりたいことは何かなど、自分と向き合うことを通じて心を前向きに整えてから、子どもたち自身で進む道を決めていきます。長所や興味関心にスポットをあて、それらを最大限に活かした個別支援を行い、子ども達の自信を爆発させることを目指している」と言います。
興味関心の幅を広げるために、様々なイベントも開催。この8月には、元小学校教員による「宿題大作戦」や「西山文化魅力発信プロジェクト」にPRキャラクターを提供し、アイロンビーズアートなどで幅広く活躍するクリエイター、「はかなシ」氏を招いて、「アートで見いだす、才能開発ワークショップ」なども行ってきました。
今後は、発達しょうがいとみなされないがグレーゾーンの方、学校に行けてない方などの受け入れも行っていきたいとのこと。下村代表は、「次は農業を中心に成長した子どもたちが働ける場を作りたい。高校生まではここで成長してもらって、本気の有機農法で、農業体験ができるというレベルを超えた、農業で自立できるようになるための施設を作ろうと思う」と語ってくださいました。
放課後等デイサービス エール向日町教室(外部リンク) 向日市向日町北山50-5 Molicaビル2C 075-874-6103 ※ご希望の方は送迎いたします(ご相談ください)