京都市営地下鉄の駅が、京都で学ぶ学生たちのアートで彩られる「KYOTO駅ナカアートプロジェクト」。2024年度も12月9日から始まりました。

「KYOTO駅ナカアートプロジェクト」とは

38もの大学と短期大学が所在し、その種類も国立・公立大学、私立大学，総合大学から単科大学までと、バラエティに富む京都市。そんな「大学のまち京都」「文化芸術都市京都」で学ぶ学生たちが創作したアート作品を地下鉄の駅構内に展示。地下鉄のイメージアップと活性化を図り、京都の文化・芸術を発信することを目的として、2011年（平成23年）から実施されています。

2024年（令和6年）度の今回は、京都市内の芸術系等の8大学の学生が、地下鉄駅構内にアート作品を展示。烏丸御池駅には京都女子大学・京都橘大学・京都美術工芸大学、五条駅には京都女子大学、京都駅には京都市立芸術大学、太秦天神川駅には嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学、東山駅には京都芸術大学、椥辻駅（なぎつじえき）には京都橘大学、六地蔵駅には京都教育大学のそれぞれの大学による、「京都をアートで元気に」を創作テーマにした作品が展開されており、学生たちの個性豊かな感性で創作されたアートを楽しめます。

こちらは烏丸御池駅。烏丸線の2番線（北大路・国際会館方面）と東西線との乗り換えに至るルートには、京都美術工芸大学によるカラフルなタイルを使ったアートが展示されています。

烏丸線の1番線（京都・竹田・近鉄奈良方面）と東西線との乗り換えに至るルートには、京都女子大学によるお寿司をコンセプトにしたアートが展示されています。

ふだんはあまり色味がなくて暗い印象を受ける地下鉄の駅ですが、こうやってアートでカラフルに彩られると、心が明るくなる気がします。

「駅ナカアートプロジェクト2024」は、2025年の2月10日（月）までの開催です。