Yahoo!ニュース

【宮城県 松島町】牡蠣がゴロッと丸ごと!お酒にも合う贅沢ご褒美せんべい

Molly Chibaフリーランスライター(東松島市・宮城郡・塩竈市)

大人の手を広げた位の大きな手焼きのせんべいは、焼き上げられた米粉のほのかな甘い香りに、海の潮風の香りをふわりと感じる。
宮城県松島町にある小さな食材屋さんM Pantry(えむ ぱんとりー)で見つけた、それはそれは大判の贅沢な煎餅。
立派なお酒のおつまみにもなるので、お茶菓子として食べるよりも今晩のとっておきのお酒と一緒に食べようかなと、戸棚の奥にそっとしまっておきたくなる。

▲ 手持ちをして食べることを想定してデザインされた有難いパッケージ。うわあ、大きくて嬉しくなる!
▲ 手持ちをして食べることを想定してデザインされた有難いパッケージ。うわあ、大きくて嬉しくなる!

その煎餅の名は「カキとコメと」。
その名の通り、栄養たっぷりで海のミルクと呼ばれている宮城県産の牡蠣を、同じく県内産ひとめぼれの米粉を使用した生地と共にググッと、つぶして焼き上げる。
だから「カキとコメ」だ。
そして季節ごとに、もうひとさじの「何か」を加えた特別版の煎餅が登場する。冬の特別煎餅は「ゆず」と「曲がりねぎ」だ。

▲ やや写真がブレてしまったが薄さは2、3ミリ。パリンッというよりも「バリンッ!」が似合う噛みごたえ。
▲ やや写真がブレてしまったが薄さは2、3ミリ。パリンッというよりも「バリンッ!」が似合う噛みごたえ。

薄さは大体2、3ミリだが、1枚の中に凝縮された牡蠣の深い旨味を感じることができる。
だから、1枚でも充分に満足。
牡蠣と共に香り高い「ゆず」または「曲がりねぎ」が加わり、それがまたお酒ととても良く合う。小腹が空いたから食べようという安易な理由では、この煎餅は渡せないぞ!と、ついつい言い放ってしまいたくなるほど、ちょっぴり丁寧に特別な時間に味わって食べ進めたい煎餅だ。

▲ 小麦粉ではなく米粉が良い仕事をしている「カキとコメと」シリーズの冬特別版「ゆず」
▲ 小麦粉ではなく米粉が良い仕事をしている「カキとコメと」シリーズの冬特別版「ゆず」

M Pantry(えむ ぱんとりー)では、実際に店内でこの「カキとコメと」シリーズの煎餅を焼いているので、焼きたてを食べることも可能だ。
1週間の終わりに自分へのご褒美として、温かいお酒と煎餅でのんびりと過ごすのも、おすすめだ。さあ、とびきり美味い煎餅で、乾杯しよう!

商品名:カキとコメと (ゆず)
販売店:M Pantry(えむ ぱんとりー)
住所:宮城県宮城郡松島町松島仙随10
営業時間:9:30 - 16:00
定休日:水曜日

フリーランスライター(東松島市・宮城郡・塩竈市)

Molly Chiba|日本出身|2022年2月からフリーランスのライターとして独立。日本と英国を拠点に活動中。日本国内の地域ニュースやコラムのほかに、日・英のサッカーに関するコラムを『Football Tribe Japan』に執筆中。2024年8月の「地域クリエイターMVA(Most Valuable Article)」を受賞。珈琲と自然と動物が好きです。

Molly Chibaの最近の記事