残留争いの大一番は終了間際のPK決勝弾で、浦和レッズが5試合ぶりの勝利
明治安田J1リーグ 第25節。試合前の雷雨により試合が中止となり、延期となっていた柏レイソル戦が、埼玉スタジアムで行われた。
浦和レッズはマチェイ・スコルジャ監督に交代して、初戦のG大阪戦こそ勝利するも、その後、4連敗を喫してJ1残留争いに巻き込まれる事態となってしまった。
試合数こそ違えど、勝ち点39で並ぶ、柏レイソルとは残留のための大一番となった。
試合は、圧倒的なサポーターの大声援に押されて、レッズが主導権を握る展開となるが、固い柏の守備を前に決定機までを作ることは出来ず、前半は膠着状態が続き、スコアレスで折り返すこととなった。
後半は、互いに勝利を目指してゴールに向かい、共に決定機を作り出すも決め切れず。試合終盤までスコアレスが続く展開に。
試合が動いたのは試合終了間際のアディショナルタイムの95分。MF関根貴大の折り返しをFWチアゴ・サンタナがボレーシュートしたボールを柏DF立田がVAR判定によりハンドの判定となり、浦和レッズがPKを獲得。このPKをチアゴ・サンタナが自ら決めて、これが決勝弾に。
残留を争う柏を相手に試合終了間際のゴールで、浦和レッズが競り勝ち、5試合ぶりの勝利で貴重な勝ち点3を獲得した。