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うなぎの「刺身」を見かけない!たった1つの理由とは?

こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!

皆さん、「うなぎ」は好きですか?

うなぎといえば…やはり「うなぎの蒲焼」ではないでしょうか?ふっくらとした身に香ばしいタレが絡んで、ご飯が止まらなくなる。その美味しさは、一度味わうと忘れられません!うなぎの蒲焼きは多くのスーパーやレストランなどで見かけますが、「刺身」はそういえば見かけないですよね?

『言われてみれば、確かに!』と共感している方も多いのではないでしょうか。そこで、今回は「うなぎの刺身を見かけない理由」について解説していきたいと思います!

今回の目次

  1. たった1つの理由
  2. 加熱すれば安心?
  3. 「うなぎの白焼き」とは?
  4. まとめ

たった1つの理由

さっそく、今日の本題に入りましょう!

うなぎの刺身を見かけない!たった1つの理由とは、一体なんなのか?

これはズバリ…うなぎの血液に毒が含まれており、生で食べることができないから!

うなぎの血液の中にある毒の正式名称は、「イクチオヘモトキシン」。この毒は、人が摂取すると消化器系に影響を与え、吐き気や腹痛などを引き起こす可能性があります。毒がある魚としてよく知られている「ふぐ」に匹敵するほどではありませんが、それでも健康に悪影響を及ぼします。

加熱すれば安心?

「うなぎの蒲焼」とはいえど、血液に毒があると聞くとなんだか怖いですよね。だが、安心してください!

イクチオヘモトキシンは「熱に非常に弱い性質」を持っています。

そのため、我々が食べている「うなぎの蒲焼」は加熱調理されているため、毒は完全に消えています。つまり、加熱することでこの毒は無毒化され、安心して美味しく食べられるのです!

「うなぎの白焼き」とは?

「うなぎの蒲焼」はよく聞きますが、「うなぎの白焼き」はあまり聞かない、または全く知らないという方も多いのではないでしょうか?

「蒲焼き」と「白焼き」の調理工程はほぼ同じですが…

・蒲焼きはタレをつけて焼いたもの、
・白焼きはタレを付けずに焼いたものを指します。

白焼きは「素焼き」とも呼ばれています。

素材の味を最大限に楽しめるのは間違いなく、白焼きです!

まとめ

  • うなぎの刺身を見かけない理由とは…「うなぎの血液に毒が含まれているから」
  • 毒の正式名称は、「イクチオヘモトキシン」
  • イクチオヘモトキシンは熱に非常に弱い
  • 蒲焼きはタレをつけて焼いたもの
  • 白焼きはタレを付けずに焼いたもの

最後まで、ご愛読ありがとうございます。
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料理人の視点から、日々の食卓に役立つ「コツ」や「食材の扱い方」をお届けしています。旬の食材を無駄なく美味しく使い切るアイデアや、プロならではの保存方法など、皆さんのキッチンで活用できる情報をわかりやすく解説!【保有資格】調理師免許(国家資格)・食品技術管理専門士・フードコーディネーター

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