Yahoo!ニュース

OREO Thins - はるかに薄く、洗練された全く新しいオレオ

松村太郎ジャーナリスト/iU 専任教員
米国で7月第3週に発売される、薄型化されたオレオ・シンズ

OREO Thins

お菓子の定番オレオ。アメリカでもおなじみの高カロリーなクッキーサンドとして君臨していますが、そんなオレオに新バージョンが登場するようです。

その名もOREO Thins(オレオ・シンズ)。オリジナルのオレオの、上のクッキーの厚みほどしかない、非常に薄いオレオです。クッキーの模様は踏襲されていますが、薄型化に伴って、エンボスの高さも減り、結果的に洗練されたイメージに仕上がっています。

特筆すべきはカロリー。これまで、3枚で160kcalだったオリジナルのオレオに対して、オレオ・シンズでは、4枚食べても140kcal。1枚あたり1/3以上のカロリーカットを実現しています。

また、分厚いため、そのままほうばるともさもさしてしまう問題がありました。これも薄型化されたため、ミルクに浸したり、上下のクッキーを分離して少しずつ食べる必要もなくなりました。デザインの洗練によって問題解決まで行ってしまうとは、やはりデザインとエンジニアリングは素晴らしいですね。

なんという既視感。なんだかMacBookのレビューを書いているような感覚になってきました。提供されている画像もレンダリングだし、本気で薄くなっているので、つい。

オレオは1912年に米国で発売されましたが、この薄型オレオ、昨年から中国市場で既に投入されてきたそうです。米国市場では7月第3週からの発売となるそうです。もちろん国際展開も行っていくとのこと。

ここ5年くらいオレオを口にしていないのですが、少し試したくなる新製品です。

ジャーナリスト/iU 専任教員

1980年東京生まれ。モバイル・ソーシャルを中心とした新しいメディアとライフスタイル・ワークスタイルの関係をテーマに取材・執筆を行う他、企業のアドバイザリーや企画を手がける。2020年よりiU 情報経営イノベーション専門職大学で、デザイン思考、ビジネスフレームワーク、ケーススタディ、クリエイティブの教鞭を執る。

松村太郎の「情報通信文化論」

税込330円/月初月無料投稿頻度:月4回程度(不定期)

米国カリフォルニア州バークレー在住の松村太郎が、東京・米国西海岸の2つの視点から、テクノロジーやカルチャーの今とこれからを分かりやすく読み解きます。毎回のテーマは、モバイル、ソーシャルなどのテクノロジービジネス、日本と米国西海岸が関係するカルチャー、これらが多面的に関連するライフスタイルなど、双方の生活者の視点でご紹介します。テーマのリクエストも受け付けています。

※すでに購入済みの方はログインしてください。

※ご購入や初月無料の適用には条件がございます。購入についての注意事項を必ずお読みいただき、同意の上ご購入ください。欧州経済領域(EEA)およびイギリスから購入や閲覧ができませんのでご注意ください。

松村太郎の最近の記事