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タリバンの選択/ジハードの継続か、国家運営か?(3)

高橋和夫国際政治学者/先端技術安全保障研究所会長

内政面でのタリバン政権内部の様々な潮流のぶつかり合いの中で、どの流れが主流となるかを決める大きな要因は、外交であろう。新タリバン政権の内政は外交と密接に絡んでいる。女性や少数派の権利の尊重なしには、西側諸国からの政府承認は難しい。また、それを前提として経済援助も望めない。旧タリバン政権は、国際的には無視された存在だった。パキスタン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦の三か国以外からは、承認を得られなかった。

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国際政治学者/先端技術安全保障研究所会長

国際情勢をわかる言葉で、まず自分自身に語りたいと思っています。北九州で生まれ育ち、大阪とニューヨークで勉強し、クウェートでの滞在経験もあります。アメリカで中東を研究した日本人という三つの視点を大切にしています。映像メディアに深い不信感を抱きながらも、放送大学ではテレビで講義をするという矛盾した存在です。及ばないながらも努力を続け、その過程を読者の皆様と共有できればと希求しています。

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