【高知県室戸市】「日南のぼたなす」食べてみて!
日南のぼたなす皆さんご存知ですか?
最近ではニュースや新聞で取材されることも多くなったので、名前は聞いたことあるかもしれませんね。
日南のぼたなすは室戸市吉良川町日南地区に代々伝わる伝統野菜。
特徴はなんといってもその大きさ。
立派なものは500グラムをゆうに超えてきます。
日南のぼたなすがどんな場所で育てられているのか?日南地区の畑に行ってきました。
国道55号線を高知方面にむかい、吉良川町の東ノ川を過ぎてすぐ山側に右折、川沿いをひたすら15分ほどドライブすると日南地区に到着します。
山の集落に来ると何だかホッとする風景が広がっています。
ぼたなす農家の細松さんの畑を案内していただきました。カンカン照りの青空の下でぼたなすの枝が紐でたくさん吊り下がっています。
「ぼたなすの作り方は人それぞれなんですが、僕は主な枝は3本にして紐で枝が広がるように誘引し、できるだけ葉っぱに日が当たるように、倒れないように吊るします。枝にも実がつくので、ぼたなすの場合実の重みで枝が折れて成長が止まってしまうんです。だから吊り下げなきゃならなくて、これはぼたなすならではの手間ひまですね。」
人の手を借りないとぼたなすは大きい実をつけられないんですね。この作業だけでもすごく大変そう。実際に畑を見て、生産者に聞かないと分からないことがたくさんありますね。
ぼたなすだらけ、圧巻です。
暑い中、毎日のように見回り、枯れた葉や虫食いのぼたなすを取り除いたり、食べ頃に育ったぼたなすを収穫したり、畑ではたくさんの作業があります。
こんな手間ひま愛情たっぷりに育てられた日南のぼたなす。美味しくないわけがない!
日南のぼたなすは「キラメッセ室戸楽市」で手に入れることができます。
なんと今年は豊作でとても出来が良いそうです。
お料理の用途や量など自分に合ったぼたなすを選んでくださいね。
日南のぼたなすのもう一つの特徴が独特の食感。
私は断然焼きなすにして食べることが多いのですが。はさみ揚げもオススメ。
ここで我が家のフライパン焼きなすをご紹介します。
フライパン焼きナスにするときはちょっとしたコツがあります。
焼いてる最中に、ぼたなすが弾けないようにフォークであちこちに穴を開けてください。
あとはグルグル回しながら焼いていきます。
箸やトングで触ってみて、全体に火が回り柔らかくなったら焼き上がりです。
火傷したくないので私は氷水の中で皮を剥きます。
お好きな薬味と醤油、ポン酢などお好みでかけて召し上がれ。
驚くほどのトロトロ食感にびっくりすることでしょう。
1本食べ切れるかなあと心配でしたが、ペロリと完食です。
日南のぼたなすは、8月7日(日)「土佐の日曜市」でも出店販売するそうです!
できるだけ多くの方に日南のぼたなすの美味しさを知ってもらいたい。
まだ食べたことのない方、中々室戸まで買いに来れない方はぜひ今週日曜日ゲットしてみてください。
日南集落活動センターひなたぼっこのインスタグラムアカウント(@hinataboccolife)も再開するとのことなので、こちらでも今後日南地区の美味しい野菜情報を掲載予定だそうですよ!
【日南のぼたなす販売情報】
場所:「道の駅キラメッセ室戸楽市」
室戸市吉良川町丙
問い合わせ:0887-25-2918
「道の駅キラメッセ室戸楽市」(公式)
※天候や畑の状況により入荷しない日があります