【松阪市】夏休みの貴重な体験「親子防災キャンプ」に参加しました! 体験レポートはこちら☆
2022年7月30日(土)松阪市が主催する「親子防災キャンプ」に参加しました!
「親子防災キャンプ」の会場は、松阪市伊勢寺町の松阪市農業公園ベルファームです。毎年行われている「親子防災キャンプ」は人気が高く、参加者を抽選で決定。見事当選を果たしたからには、しっかりと防災について学ばなくちゃいけません! それでは体験スタートです☆
9:00いよいよキャンプスタート
ベルファームの芝生広場に集合。受付では子どもたちに1冊ずつ、ちゃちゃもがデザインされた防災ファイルが渡されます。テントの下で、まずは防災○×クイズから。
クイズは、松阪市防災対策課の職員さんにより、質問を交えたユニークな司会で進められました。子どもたちは興味津々で、みんな手を挙げて積極的に意見を言っていて、驚きです。
クイズの後は、松阪市の防災備蓄品の展示や紹介です。災害時に重要な問題となる食料・飲料水・トイレなど、実際に間近で見ることができました。あって当たり前のものがなくなる、って大問題です。
11:00昼食の準備
お昼前には防災食のカレーの支度。実際の災害時を想定し、すべて自分たちで準備します。
屋外でのキャンプなので、この頃には子どもも親も、疲れが見え始めます。ですが、お昼ごはんのカレーが待っています、もうひと頑張り! 午前中、最後のスケジュールは救急法です。鉄の棒と毛布を使い、担架をその場で作って、けがをした人を運ぶ練習も。
ようやく12:00! 待ちに待ったお昼ご飯
12:00には、待ちに待った昼食。水を入れて60分置いたごはんに、常温のカレーをかけたカレーライスをいただきます。頑張った後のご褒美感もあり、とっても美味しくいただけました。
13:00午後の部スタート
午後の部13:00からは、池の周りに移動。消防車が到着して防水体験をさせてもらいました。子どもたちは一人ずつ、消防の職員さんがついて、ホースで実際に放水を体験させてもらいました。「ホース重っ!!」など、興奮気味の子どもたちです。こんな体験、なかなかできないですよね!
訓練は次々に続きます。水の入った消火器を使って、消火体験をしたり、ほどけないロープの結び方を伝授。簡単そうで、難しい・・・でも結べたら、絶対ほどけないんですよ。不思議!
煙の中をくぐり抜ける、実際の火災現場を想定した体験も。ちなみに、煙はバニラの香りでしたが、中に入ると、出口が見えないし、苦しくて、永遠に出られないような気がしました・・・これは災害時、絶対パニックになります。
最後は地震体験。南海トラフ地震が起こった場合、松阪市では震度6強という揺れが想定されるそうなんです。その揺れを実際に体験させていただきました。前後左右に揺れるすごい揺れ!! 揺れると思っていても恐ろしいのに、とっさにこのように備えるなんて、私には無理…
15:00キャンプ終了!
最後は閉会式とアンケートを記入し、子どもへの参加記念品をいただき、終了となりました。屋外での「親子防災キャンプ」は、かなりハードで、親子ともくたくた。子どもに感想を聞いてみると「すごいしんどかった~!!」の一言(笑)。
でも、その通りなんです。起こってほしくないことが、実際に起こるのが災害。楽しいはずがありませんよね。今回は、クーラーの部屋でゲームをするのが日常の子どもに「我慢する」「辛いことに備える」体験をさせることができました。一方、親の立ち場である私は、災害時に子どもを守れないかも…と思ってしまいました!
松阪市の「親子防災キャンプ」では、親子共に生きる力の必要性を思い知らされる、とても意味のある体験ができました。そして、炎天下のなか、突然の大雨に1ミリも動じず、対応される職員さんの姿に強いプロ意識を感じました。
「親子防災キャンプ」は、親子ともに楽ではないけれど、本当に貴重な体験ができますよ! 子育て中の皆さん、来年はぜひ応募してみてください☆
【イベント詳細】
イベント名:「親子防災キャンプ」
主催:松阪市 防災対策課
住所:三重県松阪市殿町1340番地1 松阪市役所
電話:0598-53-4034(防災対策課)