【大阪市旭区】メニューの多さと安さにびっくり!秘密基地のような食堂
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小さな路地に佇む秘密基地のような飲食店。
ドキドキしながら入ってみると、気さくな店主さんが迎えてくれるアットホームな食堂でした!
パンチの効いた内装、2200種類ものメニュー、安すぎる値段設定……。
とにかくびっくりの連続で、食事の時間がよりスパイシーになりました。この体験を皆さまもぜひ。
今回は、千林の路地裏にある「しま」さんをご紹介します。
千林にあるとっても個性的な食堂
京阪「千林駅」から徒歩2分ほど。
千林あじな商店街の小さな路地に、とっても個性的な飲食店があるんです。
こちらが今回ご紹介する「しま」さん。
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「ここはカレー屋さん?それとも定食屋さん?」
近くに立ち寄る度に気になっていました。
看板には「小さなデパートの大食堂風」と書かれています。
外壁にぎっしりと手書きのメニューが貼られていて、中の様子は見えません。
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「UFO的カレー」や「お好み焼風カツ丼物」、「ケチャップオムカレー定食」など、 想像するのがむずかしいメニューの数々……。
メニューを眺めていると、本格的なカレーの香りがフワ〜っと漂ってきました。そこで、 カレー系の何かを食べようと決めたのでした。
店内はL字カウンターのみ。アットホームな雰囲気です。
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外観と同じように、店内の壁もたくさん装飾されていました。
何が飾られているのかじっくり見てみると、観光地のおみやげが目立ちます。
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天井にはぎっしりと「ペナント」が飾られていました。
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細長い旗のようなペナント。最近ではめっきり見なくなりましたね。
店主さんによると、バブルの頃はみんなよく旅行したので、その頃にもらったお土産が多いのだそう。
「しま」は47年前から営業していて、お客さんたちの思い出がたくさん残された空間なのです。
メニューが2200種類。ほとんどがワンコイン以下
カウンター席には、裏表あるメニュー表が7枚も立てかけてありました。
同じものではありません。 カレー・オムライス・丼・パフェなど、カテゴリー別になっているんです。 この7枚が昼用メニューなんだそうです。
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「昼用で700種類くらいかな〜」と店主さん。
ちなみに、昼用とは別に夜用のメニューが9枚ありました。
全部で2200種類くらいあるそうなんです。これには驚きです。
じっくり見ていたら決められなくなりそうなので、直感で「半カレールーの半カツ丼」に決めました。こちらです!
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すまし汁とサラダもついて、なんと450円。 お弁当価格!
この安さで食べられるとなると、外食のハードルがぐんと下がりそうです。
カレーライスとカツ丼を同時に食べられるって、なかなかないですよね。
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カツや玉子はカレーライスのトッピング的な役割ではなく、期待通りのカツ丼の具です。出汁が効いた「和」を感じる味でした。これは一石二鳥といえる、満足感が高いメニューだと思います。
ちなみに、おすましにはさつま芋の天ぷらやお魚も入っていました。
「天ぷらうどんがあるくらいだから、いけるんじゃないか?」との発想で入れたそうです!
店主さん、面白い!
「しま」のメニューは、ほとんどがワンコイン以下なんです。
定食をおかわりしているお客さんもおられました。
2食注文しても1000円以下なのは嬉しいですね!
千林で非日常な食事タイムを
食後にミックスジュース(350円)を注文しました。
懐かしさを感じるやさしい味で、落ち着きます。
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「カレーせんべい」をおまけしてもらい、カウンター席でせんべいをかじる音を響かせたのでした。
店主さんに、昔からこんなにメニューが豊富だったのか聞いてみると、
「喫茶店で料理の雑誌を読んだり、ここでTVを見たりしてると、こんな組み合わせが美味しいのか〜、今はこれが流行ってるのか〜って思うでしょ。うちでもやってみようと。そうやって増えていったねー」とのこと。
柔軟な発想で料理を楽しんでおられる様子が印象的で、お話を聞きながらこちらも楽しい気分になりました。
これだけメニューが多いと、一つ一つ値上げするのが大変なので、お値段は据え置きだそうです。
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ちなみに、店主さんが一人で切り盛りされているんです。
気さくでお話ししやすい方なので、初めてでも和やかなランチタイムを過ごせました。
皆さまも「しま」で非日常なひとときを体験してみてはいかがでしょうか!
しま
住所:大阪市旭区千林2-15-12
営業時間:昼 11:00〜13:00入店まで / 夜 17:00〜22:00入店まで
定休日:木曜日・日曜日の昼
※営業時間・定休日は変更される場合があります。