【大阪市都島区】昭和の空気が残る。京橋の大衆酒場でたのしい昼飲み
5月に入ってからというもの、晴れの日がなんと心地が良いことか。
というわけで、スカッと晴れた日に昼飲みをしてきました。
今回は、京橋にある「丸一屋」さんでの昼飲みレポをお届けしたいと思います。
風と音とともに味わうビール
JR・京阪「京橋駅」から歩いてすぐ。国道一号線沿いにある「丸一屋」さんは、60年も前から営業する大衆酒場です。
国道と、国道につながる小さな道が合流する位置にあるため、お店の入口が、国道沿いだけでなく小道沿いにも2ヶ所あるという、珍しいつくりが印象的です。
カウンター席・テーブル席・座敷がある広い店内は、開放感がありました。
すわる席を決めたと同時に、お店の方から「なんにしましょ!」と飲み物を聞いてもらい、着席と同時にアルコールドリンクを出していただきました。軽やかなスタートダッシュです。
最初の一杯は、黒ビール(YEBISU)の小瓶。
330円という安さにびっくりです。
お邪魔した日は、入口が4ヶ所も開いておりまして。風がすぅーーーっと抜けるたびに、心の中で「最高やん」と言いました。
ピンクの電話も、いい雰囲気です。
駅が近いので、すぐ近くの高架を電車が走る音が聞こえてきます。ヒュー、ガタンゴトン……の音が程よくにぎやかなので、BGMのような心地よさがありました。
牛すじ煮込みにイカ塩焼、関東煮
ビールのお供は、牛すじ煮込みとイカ塩焼を選びました。
こちらの牛すじ煮込み(390円)は、出汁はさらっとしているけど、しっかり煮込まれた濃い味。ちょうど良い甘さで、黒ビールによく合います。
イカ塩焼(410円)は、歯ごたえと塩加減が絶妙です。黒ビールとの組み合わせは、なんだか屋台っぽくて良いなあと。
2杯目はチューハイのカボス(330円)にしたのですが、これもまた、すっかり気に入りました。魚介料理によく合う味です。
そして最後に、関東煮(おでん)を注文。あげとたまご(どちらも110円)にしました。
見ての通りよく出汁がしみています。おいしくいただきました。
ちなみにおでんメニューは、ほとんどが110円です。安くておいしくて、ありがたいですね。
メニューが豊富で、おいしくて、安い。そして、広い。一人でも複数人でも楽しめる、貴重な大衆酒場だと思いました。
京橋の丸一屋さん、すでにご存知の方も多いと思いますが、ふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
丸一屋
住所:大阪市都島区東野田4丁目9-12
営業時間:11:00〜23:00
定休日:水曜日
※営業時間や定休日、飲食代などは変更される可能性があります。