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【賢いママは知っている】子どもが一生トラウマになるNGワード7選と積極的に伝えて欲しいOKワード

ちあき先生保育士/webクリエイター

子育てに奮闘するママさん、今日もお疲れ様です。

これまで私自身が多くの保護者や先生と会う中で、言葉による影響力が大きいことを目の当たりにしてきました。何を行うのかも大事ですが〝どんな言葉をかけるのか?〟も子育てにおいてとても大切なことです。

いつでも簡単に伝えられてしまうツールだからこそ、良くも悪くも無意識に子どもたちに影響を与えてしまいます。場合によっては、トラウマになってしまう場合も。

そこで今回は、「トラウマになってしまうNGワードと積極的に伝えて欲しいOKワード」をご紹介します。無意識で使っている言葉がけを含め、今一度ご自身で振り返ってみる機会になれば嬉しいです。

一度傷ついた子どもの心を取り戻すのは簡単なことではない理由

私たち大人でも、過去のトラウマが人生の足かせになってしまうことってありますよね。私が出会ったママさんの中で実際にあった事例を紹介します。

Mさん 偏食からの先生の言動で給食がトラウマに

0歳と5歳のお子様を持つMさん。そのMさん自身が幼稚園に通っていた時のこと。
野菜が食べられない偏食さん。給食の時に無理やり先生に食べさせられて、今でも思い出すたびにお腹が痛くなってしまうんだとか…。

精神衛生上、よくありませんよね。

Aさん 自分は不器用だと思い続けてきた

幼稚園の時に先生にいつも不器用だと言われ続け、製作が今だに製作物に苦手意識があると信じてきたAさん。そのAさんと一緒に物作りを行なったことがありましたが、不器用など全くそんな感じさせない手さばきでした。

「私、手が不器用で…」が口癖のAさん。今までどれだけのストレスを感じてきたことでしょうか。もしかしたら、チャンスさえも逃してきてしまったかもしれません。

このように、一度傷ついた心を取り戻すのは簡単なことではありません。

なぜなら、子どもたちは身近な大人の言葉が絶対だと信じてるからです。

実際にはそうではないのにも関わらず、本人はあたかもそれが真実かのように信じてしまうのです。

それによって、大人側からしたら何気ない一言だったとしても、大人になるまで〝またお腹が痛くなったらどうしよう…〟というような余計な不安を感じたり〝私には無理かもしれない〟というストッパーがかかりつづけたとしたら、子どもからしてみればきっと無駄な労力になりますよね。

何気ない一言が支えになることもあれば、トゲになることもあります。

このトラウマによる影響が、子どもたちの今後の長い人生で大きな足かせになってしまうことを頭の片隅に入れておきたいところです。

子どもがトラウマになってしまうNGワード7選

大人の私たちからすれば傷つけるつもりはないことでも、子どもの立場からすると心がきゅ〜っと締め付けられるような言葉ややる気をそぎ落としてしまうこともあります。

また、トラウマになってしまうことだってあります。

では、実際に子どもがトラウマになりやすい言葉とはどんな言葉なのでしょうか?

NGワードを7つ、ご紹介します。

・置いてくからね!
・早くしなさい
・勝手にしなさい
・お姉ちゃんはできたのに何であなたはできないの?
・本当ダメな子ね
・何やっても失敗するんだから、遅いんだから!
・もうお兄ちゃんなんだから

つい、何気なく使ってしまいそうな言葉もあるかもしれません。

しかし、この7つのNGワードにはある共通点があります。

何だかわかりますか?

それは〝子どもを想う言葉なのではなく、大人の都合での言葉〟だということなんです。

今からできる!NGワードを簡単に減らせるポイント

〝子どもを想う言葉なのではなく、大人の都合での言葉〟ドキッとしますよね笑

しかし、ママは忙しい…!どんなに子どもを想っていても、家事に洗濯にお仕事、ちょっと時間に余裕ができたと思いきや、保育園から子どもが熱が出たからとお迎えの連絡…時には夫のお世話もしたりなんてことも。

余裕がなくて、きつい言葉をかけてしまう時もあるでしょう。それでもいいんです。全部直そうとするのはオススメしません。なぜなら続かないから。

では、どうやって気をつけたらいいのでしょうか?

NGワードを簡単に減らせるポイントは〝今まで使っていたほんのちょっと減らしてみる〟です。

先ほども言いましたが、ここで頑張りすぎないのがポイント!ちょっと減らしてみるだけでOK。

今まで10使っていたとしたら9に減らしてみてください。

減らすってことは自分が使っている言葉を〝意識する〟ということです。

この意識することが成功の鍵でもあるんです。減らすだけなら今からできそうな気がしませんか?

子どもに積極的に伝えて欲しいOKワード

さて、NGワードを減らすことに慣れてきたら、次は子どもに積極的に伝えていただきたいOKワードをご紹介します。

ありがとう
大好き
すごい!
〇〇くん/ちゃんならできるよ!
楽しもうね
いつも頑張ってるね
大丈夫!

これらは〝結果を褒めるのでなく、過程を褒める言葉〟〝存在をほめる言葉〟です。

この記事を読んでくださっている方の中には、もしかしたら〝どんな言葉をかけていいか分からない、しっくりこない、続かない…〟という方もいらっしゃるかもしれません。そんな方も含め全世界のママさんたちにおすすめしたい魔法の言葉があります。私自身1000名近くのお子さんと触れ合ってきて実践し、効果があった方法です。

それは、「自分がかけて欲しい言葉、または子どもの時にかけて欲しかった言葉を伝える」ということ。

話す言葉を誰が聞いてるって、自分が一番聞いてるんです。

子どもに話しているようで、実は自分の耳が一番聞いてます。

素敵な言葉、プラスな言葉をかけてあげることで、子どもも家族も喜びます。

でも、実はママさん自身が癒されたりします。

自分がかけて欲しい言葉、または子どもの時にかけて欲しかった言葉を伝えてみてください。

いつも子育てを頑張ってるママさん、子どもばかりに目を向けてばかりじゃいけませんよ。一番大事なのはママ自身です。

ママがママらしくいてくれることを子どもたちが一番願ってくれています。

子どもたちにかけるように、自分自身を思いっきり褒めてあげてくださいね。

今回の内容がママさんたちの何かヒントになれば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

保育士/webクリエイター

フィンランド好き保育士。素敵に見えるあのママも、悩み事なんてまるで無さそうなあの人も、実はみんなみんな子育てで悩んでいます。そんな毎日子育てを奮闘しているママさんたちが、少しでも肩の力が抜けて、笑顔になって、一歩踏み出せますように...という想いを込めて、ママさんひとりひとりの気持ちに寄り添う、まるでラブレターのような記事をお届けします。記事の内容は、保育士19年の経験、日々受けているお悩み相談からの気付き、そして、子育てで絶賛お悩み中のママへのインタビューを参考にしています。

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