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【神戸市北区】アナベルが埋め尽くす光景に圧倒!「神戸市立森林植物園」のアジサイ今見頃(6/21現在)

斎信夫(いつき)WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

神戸、いや、関西で一番のアジサイの名所と言えば「神戸市立森林植物園」ですね。6月21日現在、大半のアジサイが開花し、今ちょうど見頃を迎えています。真っ白でまんまるの可愛いアナベルも満開。アナベルの丘には無数のアナベルの花々が一面に広がり、その雲海のような美しさに圧倒されます。動画でもご紹介していますので、ぜひご覧ください。

「神戸市立森林植物園」では、2023年6月10日 ~ 2023年7月17日の期間、「森の中のあじさい散策」を開催中。散策会やヨガなど様々なイベントが行われています。正門を入ってすぐのところには、こんな花手水のように飾られたあじさいも。

「紫陽花の傘 フォトコンテスト」も行われ、SNSで作品を募集中。

「神戸市立森林植物園」でアジサイが咲いているところは、大きく2つのエリアに分けられます。無料送迎バスで来られた方は、入って右手に進み、あじさい坂からあじさい園と長谷池方面に進む方が多いと思うのですが、左手のトンネルの先にあるエリアも外せません! 駐車場近くなので車で来られた方はまずこちらから観ていきましょう。

北苗畑は、「森の中のあじさい散策」開催期間中だけ開放されています。

こちらには様々な種類のアジサイがあり、アジサイってこんなにたくさんの種類があるの?!と驚かされます。これは、神戸市立森林植物園作出の神戸1号という品種。

可憐で上品で神戸らしいですね。アジサイは「神戸市民の花」でもあります。

そしてこれはNHK朝ドラ「らんまん」主人公のモデルである牧野富太郎博士が命名したヒメアジサイ。別名、六甲ブルーと言われているほど、鮮やかなブルーが美しいです。

北苗畑の奥を進むと西洋あじさい園があります。こちらは色とりどりのいろんな種類のアジサイが密集して咲いていて、平日だと人も少ないので、写真を撮るにはおすすめ。

中にはこんなハートのアジサイも。ハート型のアジサイを探しながら散策するのも楽しいですよ。

そしてそして、西洋あじさい園からあじさいの小径に向かい、進んでいくとあるのがアナベルの丘。「神戸市立森林植物園」で今一番のアジサイの見どころです。

白や萌黄色のアナベルが丘一面に咲く光景に圧倒!

道を挟んだ反対側にも。

こんもり丸くて可愛いアナベルは、アメリカアジサイの品種の一つ。正式な和名は、アメリカノリノキ。和名にアジサイはありませんが、北アメリカ東部原産のアジサイの仲間です。花言葉は、「ひたむきな愛」「辛抱強い愛情」。

アナベルの丘の光景を約2分の動画でご紹介します。

今回の記事では駐車場側にある北苗畑、西洋あじさい園、アナベルの丘があるエリアをご紹介しましたが、正門から長谷池に続くあじさい坂、あじさい園の光景は、昨年の記事でご紹介しています。無料送迎バスやカフェのグルメ紹介も。こちらも併せてご覧ください。

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基本情報
施設名:神戸市立森林植物園
住所:神戸市北区山田町上谷上字長尾1-2
開園時間:9時~17時(入園は16時30分まで)
休園日:毎週水曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始

「森の中のあじさい散策」期間中の2023年6月10日(土)~7月17日(月・祝)は毎日開園
土日祝日は開園時間を延長、8時00分~18時00分(最終入園は17時30分)

入園料:大人(中学生を除く15歳以上)300円・小人(小・中学生)150円
兵庫県内に居住の65歳以上の方で公的機関が発行する証明書を提示すれば無料
駐車料金:500円(1日)、二輪車無料
アクセス:電車・バス・・・神戸電鉄 北鈴蘭台駅から無料送迎バスで約10分

無料送迎バス 時刻表 森の中のあじさい散策期間は増便

車・・・神戸市街地から約25分、箕谷ICから約10分
※森の中のあじさい散策期間中の土日祝は、有馬街道(国道428号)が渋滞します。再度ドライブウェイや六甲山からのアクセス道路もご利用ください。

神戸市立森林植物園 公式サイト
森の中のあじさい散策 チラシ イベント情報等

WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

兵庫県西宮市生まれの神戸育ち。テクニカルライターを経て、1998年より会社を設立しWEBクリエイター、フリーライターとして活動。数々の旅行関連サイトを企画・運営。LINEトラベルjp元編集者兼ライター。沖縄と北海道が大好きで6年半沖縄市に在住。海外は特に台湾が好きで渡航回数10回以上。「週刊日本の島(デアゴスティーニ)」専属ライター&フォトグラファーとして沖縄、兵庫、瀬戸内等の33の島の記事を執筆。こちらでは地元神戸市の魅力を、時には動画を交えてお伝えしていきます。X(旧Twitter)、Instagramでも、神戸の最新情報や記事でのこぼれ話、その他の旅行ネタなども発信。

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