【調布市】懐かしいものばかり! 調布の歴史が身近に感じられる「調布市郷土博物館」
調布に20年以上住んでいるのですが、最近「調布市郷土博物館」の存在を初めて知りました。調べ物があって訪れたのがきっかけですが、展示を見ることで調布の歴史に触れることができて、とても興味深かったです。
調布に縁のある方は、ぜひ一度足を運んでみることをおすすめします。入場無料です。今回、写真撮影の許可をいただいたので、どんなところなのか、撮影した写真とともにご紹介したいと思います。
調布市郷土博物館は京王線「京王多摩川」駅から徒歩4分ほどのところにあります。稲荷橋の交差点の近くです。
入り口を入ると、左側には近藤勇の坐像が、右側には昔の運ぶ道具の展示がありました。
1階の第一展示室では、年に4回程度、テーマ別の企画展示が行われているそうです。
現在は、郷土学習展「ちょっと昔の暮らし」が5月29日まで行われています。
今から60年ほどの「ちょっと昔」に使われていた道具はどんなものなのか、またどんな生活を送っていたのかが展示物からわかるようになっています。
実際の道具の展示や、写真もあります。私が生まれる前の時代のものも多いのですが、どこか懐かしさが感じられました。昔は今のような全自動洗濯機はなかったので、二層式洗濯機を使ってましたよね。
ちょっと面白かったのは、コロナ以降の生活の変化も展示されていたことです。フェイスシールドや布マスク、消毒液なども「新型コロナウイルス流行による暮らしの変化」として資料が展示されているのを見ると、これも歴史の一部なのだなとしみじみとした気持ちになりました。
2階は常設展です。
原始時代から、古代、中世、近世、近代、現代と展示があり、調布市内で出土した土器から、江戸時代の様子、戦時下の暮らしの様子などを知ることができました。
現代史資料のなかには、調布駅の踏切前にあったラーメン屋さん「萬来軒」ののれんの展示もありました。
調布飛行場を戦時中は陸軍が首都防衛のために使用していたこと、関東大震災では調布では大きな被害はあまりなかったことなども知ることができました。
また、郷土博物館の庭には、昔使われていた郵便ポスト(一号丸型)が展示されていました。これまた懐かしい!と感じました。
調布の郷土史の資料が充実している「調布市郷土博物館」。調布が好きな方なら、きっと楽しめる思います。ぜひ足を運んでみてくださいね。
【詳細情報】
名称:調布市郷土博物館
住所:東京都調布市小島町3-26-2
開館時間:9:00〜16:00
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
郷土博物館 | 調布市(外部リンク)