これで100$?巨大豪華客船の、最も豪華で上品なレストランでのお食事。
今回乗船してきたのは、ロイヤルカリビアンクルーズのスペクトラム・オブ・ザ・シーズ。
総重量169,379トン、定員4246人と、何を言っているか分からないレベルのサイズ感です。
船内には、10を超えるダイニングがあり、その中でも最も豪華であり高額、さらに限定16名という希少性の高い「CHEF'S TABLE」でも食事です。
とはいえ、シーズンによって変動するそうですが、今回は一人100ドルという価格設定でした。
このダイニングテーブルに、参加者16人が一堂に集まり一斉スタート。今回の参加者は、オーストラリア、シンガポール、香港、そして日本といった世界各国の富裕層が集まっての会食です。
まずは、お互いの国籍や自己紹介をして、穏やかな雰囲気からまずは、シェフのご挨拶。
それにしても、クルーズ船のシェフはよく笑い、よく喋る!暗い料理人はクルーズには乗船していませんね。
このCHEF'S TABLEは、料理にワインをペアリングしていくスタイルです。個人的には、乗船初日にここでディナーを楽しみ、船内の知人を増やし、お気に入りのワインを見つけるのがオススメです。
お気に入りのワインは、購入してボトルキープができ、乗船中は船内のどのダイニングでもそれを飲むことが出来ます。ですから、初日に赤と白のボトルを購入して、ダイニングでは常にお気に入りの赤と白が、テーブルにあるという状況を作ります(あくまで自分の場合ですが)。
料理はデザートも含めて、6品。それに合わせて、お酒がワインを中心に1杯ずつペアリングされます。まずは、ホタテのカルパチョでスタート。
メインは、フィレのお肉です。これに合わせた、赤ワインのデキャンタがこれ。いつも思うのですが、これどうやって洗ってるんだろう?自宅では、絶対に使いこなせない一品です。
そして、そのワインは、カルフォルニアのクリークバレーのカベルネソービニオン。デキャンタの演出で、さらに美味しく感じます。
デザートは、「The World」円級のチョコレートを溶かして、中のアイスクリームと、プリンを楽しみます。きっと上手に撮影すれば、インスタ映えするでしょう。
今回のワインは、この5本、そしてデザートにエスプレッソマティーニという構成でした。
カジュアルなクルーズ客船ながらも、フォーマルな雰囲気を楽しみたい!ワインが好き!という方にはオススメのダイニングです。乗船前でのネット、もしくは乗船後早いタイミングでの予約がよろしいです。ただ、英語でのコミュニケーションや、大人数での食事ですのでパーティでの最低限の振舞いが必要となります。
それでも、背伸びしてでも、クルーズに乗るのであれば一度は体験していただきたい空間です。