【京都市東山区】京都市バス1日券などが廃止。新たに 「京都 地下鉄・バスICポイントサービス」を導入
京都市民の足として利用されている市バスですが、主に混雑解消を目的として、いくつかある割引体制が廃止されると発表されました。
2023年3月31日でトラフィカ京カード・市バスとくとくカード・市バス専用カードが廃止されます。それに伴い4月1日以降から残高の払い戻しをすることができます。
バス昼間回数券は2022年10月1日発売停止となっていますが、2023年3月31日までが利用期限になっており、4月1日以降は手数料なしで払い戻しがされます。
観光客に人気のバス1日券も9月末に販売を中止、2024年3月末までの使用期限とすると発表がありました。交通系ICカードの乗継割引の廃止などもされます。地下鉄・バス1日券は継続して販売されます。
代わりに、新たに4月1日から「京都 地下鉄・バスICポイントサービス」が導入されます。ICOCA・PiTaPaを対象としたポイントサービスで、WEBでの事前登録済みのカードを各駅券売機等に投入して登録が必要です。東山区の三条京阪駅・山科区の山科駅で事前登録のキャンペーンも行われる予定です。
月間の利用金額に応じたポイント付与のほかに、「バスIC24Hチケット」があります。バスIC24Hチケットは指定した日(利用する5分前まで登録可)の24時間のバスの乗車が700円になるもので、「バス1日券」の代わりになります。いったん乗車した分を全額引き落としした後、後日差額をポイントで返還となるので、乗車時の残高に要注意です。
詳しくは市民しんぶん令和4年1月15日号の中折込の用紙に記載されています。こちらの京都市の公式サイトでも確認できるので、市バス利用者の方は要チェックですよ!