【シンプルライフ】暮らしの達人が伝授!家族暮らしでもすっきり暮らすコツ3つ
シンプルに暮らしたいのに家族が片づけてくれない!それどころか物をたくさん欲しがる…そんなお悩みをよく聞きます。しかし、子どもが巣立つのを待っていてはもったいないですよ。
小学生の子ども2人と多趣味な夫を持つシンプリストが、家族がいてもすっきり暮らすコツ3つを伝授いたします。
1.「人別収納」が基本!範囲を決めて家族の趣味の物は完全に分ける
家族暮らしは、どのカテゴリでも基本は「人別収納」にしてあげるとスムーズにいきやすいです。衣類収納の場合、洋服はもちろんのこと、靴下収納からハンカチ収納に至るまで全てを人別に分けることを意識してみましょう。
また、あっという間に増えがちな子どものおもちゃや夫の趣味の物は、範囲を決めて「専用クローゼット」をつくると良いでしょう。趣味専用のクローゼットは物を愛でるきっかけづくりにもなり、自分で管理してくれるようになります。
2.毎日最低1回は「片づけタイム」をつくる
散らかさないようにばかり気を取られていては疲れてしまいます。家族で生活をしていると、ある程度散らかるのは仕方ありません。「片づけ力」さえ身につけてしまえば、こっちのものです。1回10分以内で片づけられることを目標とし、毎日続くリセット術を身につけましょう。ひとりで行った方がラクなときもありますが、住まいを綺麗にするのは家族の義務でもあります。ときには家族に協力してもらうことも大事です。
3.家族がいないときの「じぶんだけの城」をつくってみる
家族がいない間だけでも、「じぶんの城」、すなわちじぶんにとって居心地のよい空間をつくってみると、暮らしが充実しますよ。家族がいるから仕方なくそろえているソファーもテーブルも、ひとりで動かせる軽量タイプを選べば、「シンプルな空間」を即座につくることができます。もちろん、重たくて大がかりであれば、その作業もおっくうになります。家具の総入れ替えは大変なので、ふだんの買い替え時のもの選びから意識してみてくださいね。
部屋ごとイメチェンが難しければ、部屋の一角やクローゼットの中だけなど、狭い範囲だけでもオリジナルのスペースにしてみると気分も変わります。
心地良さを広げるつもりで小さなことから始めてみよう
一番やってはいけないことは自分の心地良さを家族に強要すること。家全体が自分にとって心地よい空間なのがベストですが、家族と暮らしているとなかなかそうはいかない部分も大きいです。まずは、小さな範囲から居心地をよくしてみましょう。
自分専用の空間や家族に影響がないカテゴリの収納スペースを持てると、楽しむ余裕が生まれます。空間を仕切ること、タイミングをみて模様替えをすることで、心地良い時間が増えるでしょう。