人生に悩んでいる人へ。ルー・ホルツの名言「人生の90%は…」英語&和訳(偉人の言葉)
こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はルー・ホルツの名言をご紹介します。ルー・ホルツ(1937年~)は、1986年から1996年まで11シーズンにわたりノートルダム大学ファイティング・アイリッシュのヘッドコーチを務めた、米国カレッジフットボール史上有数の名将です。
今回は人生に悩んでいる人に届けたいルー・ホルツの名言をご紹介します。
ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。
人生に悩んでいる人へ。ルー・ホルツの名言「人生の90%は…」英語&和訳(偉人の言葉)
「人生とは10%が自分の身に起こることで、残りの90%はそれに対してどう自分が反応するかで決まる」
ルー・ホルツ(元全米大学フットボールコーチ、テレビ解説者)
感情を切り離す。悲しい出来事、嬉しい出来事など存在しない。
スポーツが好きなのですね。サッカー、野球、子供の頃から好きだったのですが、最近見なくなってしまったのですよね。
一喜一憂してしまうのが嫌なのですよね。応援しているチームが勝てば嬉しい。負けると悔しい。負けるとその後しばらくつらいのですよね。落ち込んで、仕事に集中できないこともある。それは良くないということであまりスポーツを見なくなってしまった。
感情を切り離す
仏教には「縁起」という教えがあるそうなのですね。これは「全ての現象、全ての存在は互いに深く関係し合っていて、完全に単独で存在するものなど何一つない」という考えで、例えばお米。お米は食べ物ですよね。お米が食べ物なのはそれを食べる人がいるからで、食べる人がいなければお米はただの植物になる。
同じ出来事でも見る人によってそれは悲しい出来事にも嬉しい出来事にもなる。例えば、野球の阪神対巨人、阪神が勝った。それは阪神ファンからすれば嬉しい出来事ですよね。巨人ファンからすれば悲しい出来事。
悲しい出来事、嬉しい出来事などというものは存在しないのだと。あるのはただの出来事で、そこに人が勝手に喜びや悲しみを感じているだけ。
悲しい出来事をなくしたい、それは簡単なのですよね。それを悲しい出来事だと思わなければいい。これはただの出来事なのだと。感情を切り離す。
これは以前美輪明宏さんが婦人公論でおっしゃっていたことなのですが、「困難に遭遇したとき一番邪魔になるのは感情。体を健康に保つのに食べ物が必要なように、心を健康に保つには理性が必要。困難に遭遇したときは感情を排除して、今自分がすべきことを冷静に分析すること」
人生に悩んでいる人へ。「幸せ」に関する世界の偉人の名言3選
いかがでしたでしょうか?今回はルー・ホルツの名言をご紹介しました。
私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『ルー・ホルツの名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、ルー・ホルツの名言を6句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
また、私のブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『「幸せ」に関する名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、「幸せ」に関する世界の偉人たちの名言を41句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
では、最後に「幸せ」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。
「幸せかどうかを決めるのはその人の持ち物や肩書、今どこにいるか、今何をしているかなのではなく、それについてその人がどう感じているかなのです」
デール・カーネギー(アメリカの作家)
「人の行動は思い通りにならないが、それに対してどう反応するかはあなた次第である」
ロイ・T・ベネット(アメリカの作家)
「幸福とは問題がない状態を言うのではありません。幸福とは問題に対処する能力を言うのです」
スティーブ・マラボリ(アメリカの作家)
お読みいただき、ありがとうございました!