【WBC】韓国代表イ・ジョンフら30人発表 二遊間はエドマンとキム・ハソンのメジャー組(代表一覧も)
今年3月に行われる第5回のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、日本と同組で1次ラウンドを戦う韓国がエントリー30人を発表した。
韓国野球委員会(KBO)は4日、代表チームを率いるイ・ガンチョル監督(KT監督)他、技術委員会のメンバーで選考を行い、16時に以下のメンバーが明らかとなった。
・投手(15人。△は左投手)
△キム グァンヒョン(SSG)、コ ウソク(LG)、チョン ウヨン(LG)、△キム ユンシク(LG)、ソ ヒョンジュン(KT)、コ ヨンピョ(KT)、△ヤン ヒョンジョン(KIA)、△イ ウィリ(KIA)、イ ヨンチャン(NC)、△ク チャンモ(NC)、ウォン テイン(サムソン)、キム ウォンジュン(ロッテ)、パク セウン(ロッテ)、クァク ピン(トゥサン)、チョン チョルウォン(トゥサン)
・捕手(2人)
イ ジヨン(キウム)、ヤン ウィジ(トゥサン)
・内野手(8人。△は左打ち、Sは両打ち)
チェ ジョン(SSG)、△キム ヘソン(キウム)、△オ ジファン(LG)、パク ピョンホ(KT)、△カン ベクホ(KT)、△チェ ジマン(パイレーツ)、Sトミー・エドマン(カージナルス)、キム ハソン(パドレス)
・外野手(5人。△は左打ち)
△イ ジョンフ(キウム)、△キム ヒョンス(LG)、△パク ヘミン(LG)、△ナ ソンボム(KIA)、パク コンウ (NC)
投手陣はキム・グァンヒョン、ヤン・ヒョンジョンの代表経験豊富な左腕に加え、若手投手陣で構成した。なお、昨季の防御率、奪三振1位のアン・ウジン(キウム)は、高校時代の暴行行為に関連しオリンピックなどの国家代表選考から除外されていることを考慮。代表入りとはならなかった。
野手では昨季の首位打者、打点王でリーグMVPのイ・ジョンフの他、メジャーリーグからは一塁手のチェ ジマン、KBOリーグ出身の遊撃手キム・ハソンが代表入り。そして2021年のナショナルリーグ、ゴールドグラブ賞二塁手部門を獲得したトミー・エドマンも名を連ねた。
エドマンは母が韓国出身。母は幼い時に家族でアメリカに移住し、のちに結婚したアメリカ人との間にエドマンは生まれた。WBCでは本人の国籍以外に両親の国籍、出生地が当該国の場合、出場資格がある。
今回のWBCの最終メンバーは30人。うち投手14人、捕手2人を含める必要がある。
韓国代表は2月中旬にイ・ガンチョル代表監督がリーグで指揮を執るKTのキャンプ地、アメリカ・アリゾナ州のツーソンで合宿練習を実施。3月上旬に日本入りし、6日にオリックスと7日に阪神と強化試合(京セラドーム大阪)を行う。
3月9日からの1次ラウンド・プールBではオーストラリア、日本、チェコ共和国、中国と対戦。日本-韓国は10日19時から行われる。WBCでの日韓戦は2009年の決勝戦以来、3大会14年ぶりとなる。プールBの5チームのうち、上位2チームが準々決勝ラウンドへと進む(いずれも東京ドーム開催)。
⇒ 2023ワールド・ベースボール・クラシック日程 韓国代表一覧(ストライク・ゾーン。PC版は昨季の個人成績も掲載)
⇒ 2022年 韓国プロ野球個人成績(ストライク・ゾーン)
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