Yahoo!ニュース

サマージャンボ2022は8月5日まで 当選確率を徹底調査 期待値は47.16%

しょうこちゃんポイント投資家

2022年7月5日からサマージャンボ宝くじが販売されています。いよいよ8月5日で販売終了です。サマージャンボ宝くじの当せん金は1等5億円。

1ユニット(1000万枚)当たりの当選数は以下のようになっています。

  • 1等:5億円(1本) 当選確率1000万分の1
  • 1等前後賞:1億円(2本) 当選確率500万分の1
  • 1等組違い:10万円(99本) 当選確率101010分の1
  • 2等:5万円(100本) 当選確率10万分の1
  • 3等:1万円(10000本) 当選確率1000分の1
  • 4等:3,000円(100000本) 当選確率100分の1
  • 5等:300円(1000000本) 当選確率10分の1

実際には1000万枚を1ユニットとしてこれが24ユニット販売されるようになっています。

億万長者になれる確率は1000万分の3

サマージャンボ宝くじ2022の場合、1億円以上の当選金が当たるのは1等とその前後賞になります。そのため、1000万本の中にある3本のいずれかを引けば億万長者ということになります。

ちなみに、行動経済学のプロスペクト理論という人の予想する利益や損失に対して人がどのように意思決定をするのかという研究があるのですが、人は「小さな確率を過大評価し、大きな確率を過小評価する傾向」があるそうです。

たとえば宝くじを1000枚(30万円分)購入したとしても1等が当籤する確率は確率は1万分の1です。アマチュアゴルファーがホールインワンする確率は1万分の1くらいだと言われているので30万使って、1球でホールインワンを入れることができれば当選みたいな感じですね。

サマージャンボ2022の期待値は47.16%

ちなみにサマージャンボ宝くじは1枚300円なので1000万枚(1ユニット)の販売価格は30億円です。一方で当選金の合計金額は14億1490万円となります。つまり理論上のサマージャンボ宝くじ2022の期待値は47.16%ということになります。

随分と割の悪い数字になっていますよね。ただ、これは実は法律で規定されているんです。当せん金付証票法という法律で還元率は50%未満とするように定められているわけですね。

宝くじを否定するわけではない、夢はあるし買ったお金はみんなのためになる

宝くじを否定しているように見えたかもしれませんが、否定するわけではありません。
300円という投資で最大5億円が当たるチャンスが非常に低い確率であってもあるわけです。家族の会話の中で「宝くじ当たったらどうする~?」という会話ができるのはプライスレスなはずです。

また、期待値47.16%の裏には売上の40%を自治体に入ることになっています。この分配金は教育や福祉をはじめとした公共事業に使われます。たとえば公園の遊具なども宝くじの収益金で整備されたものが少なくありません。

宝くじというものは実質的に半分は「税金」ということでそれを買うということは納税(あるいは寄付)をしたのと同じようなものです。

筆者について

しょうこちゃん@ポイント投資家

ポイ活と投資を組み合わせたポイ活投資を実践しているポイント投資家。キャッシュレスやポイ活で得たポイントを証券会社、銀行で活用し資産運用や資産形成をより効率的に行っています。ポイントを利用したお得な貯金や投資術などを実際に自分自身で試しながら日々研究しています。福岡在住。

ブログ:ポイント投資の攻略ブログ

Twiiter:@showchan82

Instagram:@showchan82

ポイント投資家

ポイ活をしながら、そこで得したポイントを投資や貯金に回すポイ活投資、金融ポイ活を実践しているポイント投資家。ポイントを利用したお得な貯金のやり方や投資術などを実際に自分自身で試しながら日々研究しています。

しょうこちゃんの最近の記事