この日伺ったのは、8条7丁目にある古くから営業を続ける街の洋食屋さん、店名はそのまんま『洋食屋』です。

外の看板に「SINCE1978」と書かれている通り、1978（昭和53）年の創業の老舗洋食店。

以前からお店の存在自体は知っていましたが、今回が初めての訪問です。

旭川駅前から6条通り辺りまでの平和通買物公園は、ふらりと歩くことがありますが、その先の7条や8条まではあまり来ることがないんですよね。

雪が融けたら、この辺りに面白いお店がないか散策してみようかな。

平日の午後2時までのランチライムには、通常メニューの他に「日替わりランチ」「ハンバーグランチ」「ステーキランチ」が選べます。

カウンター席に案内されて座ると、目の前にはらせん状の背の高い瓶が飾られていました。

気になってグーグルで調べたら「VINO DA TAVOLA FRATELLI BELLINI 」のツイストロングネックという古いワインみたいです。お高いんでしょうね。

注文したのは「日替わりランチ」。最初にポタージュスープが出てきました。

こんな大きなスープ皿で、スープを出してくれるお店に来たのはしばらくぶりかもしれません。他の洋食屋さんではもっと小さな器かカップのお店が多いですね。

我が家にも、この手のスープ皿がありますが、もっぱら焼きそばやカレーライスを食べるときに使っています。

この日の「日替わりランチ」は、チキンの煮込み。

ワンプレートにブラウンソースで煮込まれた鶏もも肉とナポリタンスパゲッティ、そしてサラダが盛り付けられています。

添えられていたナポリタンスパゲッティは、たぶん注文が入ってから調理しているのでしょう。温かく麺もソースもみずみずしさを感じます。

定食やお弁当の脇役として定番のナポリタンスパゲッティですが、『洋食屋』のこれはしっかりと主役を張れる美味しさです。

メインのチキンの煮込みも、ブラウンソースで柔らかく煮込まれていて絶品。

次回は奮発してステーキランチを食べようかなぁ。